カードローンの使い道は十人十色!知っておきたい安全な利用方法

更新日:2019/09/05
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カードローンは利用する人によってさまざまな使い道があります。

「急に家中の家電が壊れてしまった…」とか、「今月は友人の結婚式が毎週あってご祝儀が…」など。
予定外の出費が突然やってきて、手持ちの現金ではどうしてもお金が足りないというとき、スピーディーにお金を借りることができるカードローンはとても役に立ちます。

意外と知られていないカードローンの使い道。
ではここで、日本貸金業協会が平成30年9月に発表した「貸金業者の経営実態等に関する調査結果報告」から、直近 3 年間に借入申込を行った際のカードローンの使い道ベスト・テンを見てみましょう。

直近 3 年間に借入申込を行った際のカードローンの使い道
1位 趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費 47.60%
2位 食費 24.40%
3位 外食等の遊興費 16.60%
4位 家賃の支払い(住宅ローンの返済を除く) 14.60%
5位 自動車の購入費(車検整備費等を含む) 13.40%
6位 医療費 13.10%
6位 納税・納付などの支払 13.10%
8位 授業料、保育料、給食費等の学校関係費 12.50%
9位 衣料費 12.40%
10位 冠婚葬祭費 10.60%

「趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費」のために借り入れている方が47.6%と最も多いカードローンの使い道となりました。

気になるのは、食費や遊興費、家賃の支払い、医療費など、日常的な支払いのためにカードローンを利用している人も10人に1人以上いるということ。

カードローンはスピーディーな借入ができる分、その他の融資と比べて高金利に設定されているので、予定外の出費を補うために短期間利用するのが適切な使い道です。

にもかかわらず、日常的に支払うお金を補填するために利用してしまうと、利息の負担が増え続け、生活が苦しくなるリスクが高くなってしまいます。

そうならないために、カードローンを利用するなら、安全な正しい使い方をしたいと思いませんか?

この記事では、カードローンにはどんな使い道があるのか、そして、どんな使い道を選べば、安全に利用することができるのかを解説します。

結論を先に言うと、何度も繰り返しているとおり、「突然の出費で手持ちのお金では支払いに間に合わないときのみ」が、もっとも安全なカードローンの使い方です。

まずは、カードローンにはどんな使い道があるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

カードローンの使い道とは

疑問を抱く先生と学生

カードローンとは、基本的に使い道が自由です。

前述の通り、趣味や娯楽のために使ってもよいですし、食費や家賃、医療費など生活資金のために使っても問題ありません。

また、9.4%と少数ですがギャンブル目的でカードローンを利用している人もいます。

カードローンは給料や収入を見込んで借り入れている人が多い

資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告の中から、カードローンを利用しようとした背景を見てみると、「将来の臨時収入や収入の増加などを見込んだ支出の先取り」が39.4%、「旅行や物品購入などによる支出の先取り」が28.9%でした。

給料や収入が入るのを見込んだうえで、あらかじめ欲しい物・やりたいことの資金にカードローンを使っている人が多いようです。

一方で、「急な冠婚葬祭などによる支出の増加」16.0%など、急な出費への対応やリストラ・失業・転職、自身や家族の病気・ケガ、子供の教育費や父母の介護など不測の事態やライフスタイルの変化によって増えた支出の補填目的も使われる背景となっています。

カードローンは様々な使い道で利用されているが事業資金はNG

実際にカードローンを利用している人のデータを見ると、カードローンの使い道は自分の楽しみとして使っている人も、生活するための費用として使っている人もいることがわかりました。

ただし、基本的に使い道は自由ですが、一部のカードローンを除き事業性の用途でカードローンは使えないことを覚えておきましょう。

事業性の用途とは、自営業や個人事業主、企業の事業の資金や経費として使うお金を指します。

なぜ、カードローンは事業資金として利用できないのでしょう。

それは、個人が消費や娯楽のために使う金額よりも、会社が事業のために使う金額の方が高額であり、貸倒が起きてしまう可能性が高いからです。

また、事業で使う資金を貸すとなると、申込者本人の信用だけでなく、会社の実態や業績も合わせて審査をしなければなりません。

審査の仕組み自体も異なるため、あらかじめ個人向けのカードローンでは、事業性の用途で利用することを認めていないというわけです。

さて、カードローンが実際どんな使い道をされているかが分かったところで、次はカードローンの適切な使い時と安全な利用方法を確認しておきましょう。

カードローンの使い時と安全な利用方法

カードローンの使い道は自由です。
とはいえ好き勝手に使うのではなく、賢い使い時と安全な利用方法を見極めるのが、上手なカードローンの使い方といえます。

カードローンは近い将来に収入が見込めるときが最適な使い時

即日融資も可能なカードローンは、急な出費が重なってしまい支払いに間に合わない時など、今すぐ手元にお金が必要な時に使うと便利です。
ただし、カードローンはすぐに借入ができるメリットの反面、金利が高いデメリットがあります。

返済が長引けば長引くほど負担が大きくなるため、給料日が目前でお金が足りないときや来月ボーナスが出ることは決まっているときなど、近い将来に収入が見込めて返せる当てがある場合に利用するのが、もっとも安全な利用方法と言えるでしょう。

実際に、資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告において、カードローンを利用した背景では、全体の約70%の人が「将来の収入の増加や臨時収入を見込んだ支出の先取り」となっています。

カードローンはお金を得る方法ではなくお金を借りる方法

カードローンは、お金を得る方法ではなく、あくまで一時的にお金を借りる方法です。

利用するときには返せる当てがあるときだけに徹底し、利用したらいつまでに返済すると計画を立ててから利用するのが、唯一無二の安全かつ賢いカードローンの利用方法です。

では続いて、まさに今、計画的にカードローンを返済できる見込みがあり、すぐにお金が必要という状況の方のために、カードローンの申込み方法の基本を紹介します。

カードローンの申込み方法

実際に計画的に返済できる見込みがあり、すぐにお金が必要な場合に、カードローンを利用するための流れは以下の通りです。

1.カードローンを申し込む
2.審査を受ける
3.お金を借りる
4.返済する

順を追って1つずつ見ていきましょう。

ステップ1 カードローンを申し込む

まずは利用するカードローンを選び、申し込みを行います。

主な申し込み方法は以下の通りです。

  • インターネット
  • 店頭
  • 無人契約機
  • 電話
  • 郵送

いずれの申し込みにも、本人確認書類が必要になるため、準備しておきましょう。

場合によっては収入証明書類も必要になることもあるので、あらかじめ用意しておくと申し込みがスムーズに完了します。

インターネット申込

インターネットのイメージインターネットを通じて24時間365日いつでもどこでもカードローンの申し込みができます。

専用の申し込みページに必要事項を記入し、書類をアップロードして申し込みを行います。

店頭や無人契約機

カードローンの自動契約機のイメージカードローンの受付窓口や無人契約機まで足を運んで申し込む方法です。

申し込みだけでなく、その場で質問をしながら申し込みができるため、初めてカードローンを利用する人も安心です。

電話

固定電話のイメージカードローンの申し込み受付ダイヤルに電話し、申し込む方法です。

電話申し込みのあと、すぐに審査に入るため外出先で急にお金が必要になったときなど、すぐに利用したいときにも便利です。

郵送

郵便物のイメージあらかじめ電話をして自宅などに申込書を郵送してもらい、必要事項を記載して返送する申し込み方法です。

即日利用するのではなく、いろいろなカードローンのなかからじっくり選んだり、利用するかどうかを検討したりしたいときにおすすめの方法です。

ステップ2 審査を受ける

カードローンに申込むと、必ず審査があります。

審査とは、カードローンの申し込みをした人に、返済能力があるかどうかを判断するために行われます。

カードローンを貸した側にとっては貸倒のリスクがありますので、きちんと返済されない可能性がある方にお金を貸すわけにはいきません。

あらかじめ貸倒リスクを防止するために審査が行われるのです。

審査は、申込者本人の年収、雇用形態(正社員か派遣社員、パートアルバイトかなど)、住居(持ち家か賃貸か)、勤務実績(勤続年数など)に加えて、今までのほかのローンやクレジットカードの利用状況、そして申し込んだカードローンの使用用途(使い道)によって行われます。

カードローンの使い道も審査に影響する?

実はカードローンの使用用途も審査に影響を与えています。

レジャーや冠婚葬祭、習い事の申し込み費用など一時的に資金が必要な用途の場合、一回限りの利用と判断されるため、返済が見込みやすい印象となります。

一方でギャンブルや株など、カードローンで借りたお金を負けて消失する可能性が高いもの、ほかの借金の返済など多重債務者であることが分かる用途の場合は、返済されない可能性があると判断され、審査落ちとなる可能性が高くなるのです。

返済能力があると判断されれば審査に通過し、貸出限度額などが決まってカードローンの契約となります。

ステップ3 お金を借りる

審査に通過し、無事カードローンの契約となると、カードローンを利用するためのローンカードが発行されます。

ローンカードを使って、下記のような色々な方法で借入が行えます。

  • ATM
  • 口座振り込み
  • 窓口
ATM

カードローンでお金を借りるイメージ契約したカードローン会社のATMや提携している銀行、コンビニなどのATMを使って借入をする方法です。

利用するATMや時間帯によって手数料の有無が異なります。

口座振り込み

電話またはインターネットで、指定した口座への振り込みを依頼する方法です。

24時間いつでもどこでも借入ができますが、あらかじめインターネット会員などの申し込みが必要になります。

窓口

オペレーターのイメージ銀行や消費者金融の窓口まで足を運び、直接借入を行う方法です。

申し込みと同じく、いろいろ質問や相談をしながら借入を行いたいときに有効です。

ステップ4 返済する

カードローンは、借入と同じ方法で返済できます。

  • ATM
  • 口座振り込み
  • 窓口

基本的には、指定したカードローン口座から毎月決まった日に最低返済額が引き落としされる約定返済で返済を行っていきます。

さらに、余裕があるときにATMや窓口などで任意のタイミングで返済を行う臨時返済を併用して計画的に返済していくのが重要です。

初めてのカードローン選びのポイント

ポイントのイメージ

カードローンは銀行が提供するものから消費者金融や信販会社が発行するものまで、いろいろな種類があります。

初めてカードローンを利用するには、自分に合ったカードローンを選ぶのが重要です。

初めてカードローンを選ぶうえで、おさえておきたい4つのポイントを紹介します。

  1. 金利と即時性どちらを重視するか
  2. 使い道に合っているか
  3. 申し込みのしやすさ
  4. 返済のしやすさ

金利と即時性どちらを重視するか

カードローンの借入を行うと、当然借入をした金額に対して金利がつき、利子を支払います。

金利は高ければ高いほど利子が高くなり返済負担も大きくなるため、できるだけ金利が低いカードローンを選びたい人も多いでしょう。

銀行カードローンの方が金利は低めの設定

一般的に、銀行カードローンのほうが消費者金融のカードローンよりも低い金利設定になっています。

ただし、銀行カードローンは金利が低い分貸倒リスクも高くなるため、それだけ申込者に返済能力があるかを慎重に審査しなければいけません。

よって、銀行カードローンのほうが消費者金融カードローンよりも審査がきびしい傾向にあります。

さらに、審査に最低でも丸1日かかるため、実際に借入ができるのは最短でも翌日です。

消費者金融は金利が高いが最短即日

一方で、消費者金融のカードローンは金利が銀行よりも高くなる代わりに、即日融資も可能です。

実際の借入までに時間がかかっても問題ないときには返済負担を重視して銀行カードローンを、

「〇日までに振り込まないと間に合わない」「今日中に支払いを終わらせなければいけない」など緊急性を重視する場合は消費者金融のカードローンを選びましょう。

使い道に合っているか

カードローンは、自由な使い道で利用可能です。

実際に、カードローンを利用した人に対する調査では、「借入金の使途の自由度」に高い満足度を得ている人が多い結果が出ています。

一方で、「住宅ローン」「自動車ローン」「教育ローン」など、あらかじめ使用用途が限定された目的別ローンも存在します。

もしも即時性は必要なく、あらかじめ特定の使用用途がある場合は目的別ローンを選択したほうが低い金利で済みます。

一方で、事業性資金としてカードローンを使用する場合、一部のカードローンでは事業性資金の使用用途も許可されています。

「〇日までに支払いが間に合わない」など事業資金で即時性のある借入をしたい場合には、事業性資金での利用が可能なカードローンを選ぶ方法もあります。

まず自分の使い道が、カードローンと合致しているか、目的別ローンで充足できるか、事業性資金なら利用が許可されているかを確認して、カードローンを選びましょう。

申し込みのしやすさ

カードローンの申し込み方法は、電話や郵送、窓口やATM、インターネットなどがあります。

前述のとおり、それぞれの申し込み方法には特徴が異なり、自分がどのように申し込みをしたいかによっても、カードローンを選びましょう。

たとえば、借入方法や返済方法などを相談しながら申し込みをしたいなら窓口へ足を運ぶ方法、誰にもバレることなく申し込みをしたいときにはインターネット、といったようにです。

また、事前に用意する書類の種類や数についても、自分が納得して用意できるかを確認しましょう。

カードローンには在籍確認がある

カードローンを利用する際には、必ず申告した勤務先で働いているかを確認するための、在籍確認の電話が職場に入ります。

これは、働いている=安定した収入を得ているため返済ができることを確認するためです。

在籍確認を書類で完了できれば周りにバレにくい

「どうしても周りにカードローンを利用していることがバレたくない」という人の場合、職場への電話による在籍確認も避けたいということがあるでしょう。

この場合は、書類による在籍確認で契約ができるSMBCモビットなどのカードローンを選ぶことになります。

その一方で用意する書類が電話による在籍確認を行うカードローンよりも多くなるのが欠点。

申し込みの気軽さを重視するなら、自分に合った申し込み方法があるものや提出書類の負担が少ないカードローンを選んでください。

周りにバレないようにするのを重視するなら、プライバシーへの配慮を具体的に明記しているものや書類による在籍確認もOKのカードローンを選びましょう。

返済のしやすさ

カードローンの返済方法は、借入方法と同じく、カードローンによっていろいろな方法があります。

カードローンは、月々の決まった返済を行う約定返済のほか、余裕のあるタイミングで返済を行っていく、臨時返済を組み合わせることで返済負担を軽くすれば上手に利用できると紹介しました。

つまり、「返済したい」と思ったときに、すぐに返済できる方法を設けているカードローンを選ぶと、効率の良い返済につながります。

たとえば、自社や銀行だけでなくコンビニのATMやほかの銀行のインターネットバンキングにも対応しているなど、柔軟な返済方法が選べるカードローンを選ぶと、忙しい人でも計画的にカードローンを返済していけますよ。

まとめ

カードローンは担保や保証人も不要、使い道も自由で利用できます。

だからこそ、「すぐに返せるあてのある状態で借りる」、「一時的なお金のために使う」のが上手な利用方法です。

カードローンを申し込む前に、必ず計画的に利用できるかを考えましょう。

また、カードローンを選ぶときは、早く借りたいか、返済負担を少なくするか、使い道に合っているか、申し込みや返済がしやすいかを基準に選ぶのも重要です。

初めてカードローンを利用する方も、自分に合ったカードローンを選び、あらかじめ返済する日を決めておけば、安心安全にカードローンを活用できますよ。

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