【知ってた?】カードローンの返済期間は完済のリミットではない

更新日:2019/08/28
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【知ってた?】カードローンの返済期間は完済のリミットではないカードローンには、各社が設定した返済期間が定められています。
消費者金融のカードローンなら5年を超える返済期間が定められている場合が多いのですが、銀行のカードローンだと、下記の表のように返済期間が1年というカードローンもあります。

商品名 返済期間
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 1年:審査により自動更新
みずほ銀行カードローン 1年:審査により自動更新
三井住友銀行カードローン 5年:自動更新
プロミス 最終借入後最長6年9ヶ月
アコム 最終借入日から最長9年7ヶ月
SMBCモビット 最長5年※1
レイクALSA 最長5年※2

※1ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があると当社が認めた場合には、最長8年10ヵ月
※2融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します

返済期間が1年と聞くと、「そんな短期間で返済できるのか不安!」という方もいるでしょう。

しかし、安心してください。
カードローンの返済期間は、なにもこの期間内に完済しなければならないというわけではないのです。
カードローンの返済を滞りなく行っていれば、基本的に返済期間は自動的に更新されます。
返済期間というよりも、契約期間と考えておくとわかりやすいですね。

この記事では、カードローンの返済期間とはいったい何を指しているのかを、わかりやすく解説していきます。
カードローンの返済期間は住宅ローンや自動車ローンの返済期間と何が違うのか…。
ピンと来ていない方は、カードローンを利用する前にしっかりとチェックしておきましょう。

カードローンの返済期間とは

疑問を抱く先生と学生

カードローンの返済期間とは、カードローンの契約期間を指します。

しかし、カードローンをここからここまでの間に返済しなければいけない期間というわけではありませんので、返済期間内に完済をしなくても問題ありません。

それではカードローンの返済期間は何かというと、カードローンの契約時からスタートし、審査のうえで自動更新される、「カードローンを利用している期間」と考えてよいでしょう。

住宅ローンや自動車ローンとの違い

目的別ローン

カードローンの返済期間がカードローンの契約期間であるのに対して、住宅ローン・自動車ローンの返済期間とは「ローンを完済しなければならない返済期限」のことです。

カードローンと住宅ローン・自動車ローンでは、なぜ「返済期間」の意味や考え方が変わるのでしょうか。

その理由を知るために、カードローンと住宅ローン・自動車ローンの契約方法の違いを見てみましょう。

異なる2つの契約方法

住宅ローン・自動車ローンは証書貸付契約という契約、一方でカードローンは当座貸越契約と契約方法が異なります。

住宅ローン・自動車ローン 証書貸付契約
カードローン 当座貸越契約
証書貸付契約とは

証書貸付契約とは、融資金額や利率、返済の期限を記した証書を交わしてお金を借りる契約方法を指します。

お金を借りる時点で返済の期間を双方で取り決めているため、証書貸付契約を行う住宅ローン・自動車ローンは返済の期限が定まっていることになります。

よって、

住宅ローン・自動車ローンは返済期間=完済までの期限

ということになるのです。

当座貸越契約とは

当座貸越契約とは、専用のキャッシュカードを作って限度額まで借入できる契約を指します。
なお、証書貸付契約と異なり返済の期間は契約時に取決めをせず、契約期間内に完済すれば問題ありません。

さらに、カードローンの契約期間は基本的に追加融資や増額、一定の期間の経過とともに自動的に更新されていきます。

そのため、

カードローンの返済期間=契約期間

であり、この間に完済が間に合わなくても問題ないということになります。

カードローンは完済しても自動的に契約解除にならない

カードローンの返済期間(=契約期間)は、順当に約定返済を行っていると自動的に更新されていきます。

さらに、一定の期間の経過でも自動的に更新されるため、カードローンを完済しても自動的に契約解除とはなりません。

カードローンの返済期間とは、カードローンを当座貸越契約している期間、つまり限度額までお金を引き出せる口座を開設できる期間を指しています。

よって、カードローンを完済した後も自分でカードローンを解約しなければ、自動的に契約期間が更新されるため、再び審査を受けなくてもまた新たに借入を受けることができます。

上限年齢に達すれば更新はストップ

カードローンの返済期間は自動更新されていきますが、この自動更新がストップする要因の一つに、「利用者の年齢」があります。

カードローンには、商品ごとに利用できる上限年齢がそれぞれ決まっています。

そのため、カードローンの利用上限年齢に達してしまうと自動更新がストップされるため、返済期間は更新されなくなり、カードローンそのものを利用できなくなります。

よって、カードローンの利用上限年齢=カードローンの完済リミット、でもあります。

カードローンの返済期間=完済しなくても問題ありませんが、利用上限年齢までに完済しなければいけない、ということを覚えておきましょう。

主なカードローンの上限年齢を下記にまとめたので参考にしてください。

【主なカードローンの上限年齢】

商品名 上限年齢
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 65歳未満
みずほ銀行カードローン 満66歳未満
三井住友銀行カードローン 満69歳以下
プロミス 69歳まで
アコム 69歳まで
SMBCモビット 69歳まで
レイクALSA 満70歳まで

返済期間中の遅延や延滞はアウト

カードローンの返済期間は自動更新されるため、必ずしもこの期間内に完済しなくても問題ありません。

ただし、返済中に自分の信頼を下げるような以下のような行為を行った場合、自動更新されない場合があります。

  • 約定返済日に約定返済額の返済が遅れた
  • 住所や勤務地などの変更を申請しない

困る学生返済の遅れは返済能力がないと判断されて、信用を失うきっかけになります。

さらに、住所や勤務地などの変更を申請しなかった場合も、うその住所や勤務地を申告し続けている状態になるため、同じく信用を落とすことになるのです。

次に、カードローンの返済が遅れると具体的にどうなるのか、信用が落ちる状態について解説します。

カードローンの返済に遅れるとどうなるのか

カードローンの返済に遅れてしまうと、具体的にどのような事態が発生するかを見て見ましょう。

返済の遅れは信用の低下に直結する

驚く若手社員のイメージ

カードローンの返済を未払い・不払いしてしまうと、まず金融機関から催促の手紙や電話が来ます。

この段階でちゃんと催促に対していつまでに返済するのかを明確に伝えておくことが重要です。

催促を無視したままにしておくと、どんどん自分の信用が低下してしまうことになるでしょう。

カードローン返済の数日の遅れは「遅延」として扱われ、毎月の約定返済額とは別に「遅延損害金」を払うことになり、さらに返済の負担が増してしまうことになります。

さらに、1~3ヶ月遅延すると遅延から「延滞」にかわり、いわゆるブラックリスト入りしてしまいます。

返済の遅れから発生する、遅延損害金とブラックリスト入りについて見てみましょう。

遅延損害金とは

遅延損害金とは、カードローンの返済を遅延してしまったときに支払うお金を指します。

具体的には、

借入残高×20.0%÷365日×遅延期間

を基本として、約定返済額以外にも支払わなければいけません。

ただ返済が遅れただけなのに余分な返済負担が増えてしまうため、毎月の約定返済日の返済は遅れないようにしましょう。

ブラックリストとは

ブラックリスト入りとは、信用情報機関に「カードローンを延滞した人物」として情報が登録されることを指します。

ブラックリストに入った状態とは、「信用がない人物」という扱いになるため、それ以後5年は住宅ローンや自動車ローンを含めた新規のローン契約ができなくなると考えておいた方がよいでしょう。

なお、信用情報機関の登録情報は、各金融機関で共有されているため、ブラックリスト入りのきっかけになったカードローンだけでなく、ほかの新規のローン契約ができなくなるのです。

今後人生において自動車やマイホームを持つ機会があったとしても、ブラックリスト入りしているため借入ができない、という状況になってしまいます。

ブラックリスト入りを避けるためにも、必ず約定返済の遅延はしないようにしましょう。

返済に遅れる前に必ず担当者に連絡

自分では返済をする意思があっても、たまたま高額の出費が重なってしまい返済が難しい場合もあるでしょう。

あらかじめ「カードローンの返済に遅れそう…」と分かっている場合は、返済日が来る前に必ず金融機関に先に連絡をしておきましょう。

返済日が来る前に連絡し、「遅れてしまうが返済する意思がある」ことを伝えておけば、悪意から返済を遅らせているわけではないと金融機関へアピールできます。

あらかじめ先に返済が遅れそうな旨を相談しておくと、消費者金融によっては返済日を先延ばししてくれたり、利息の支払いだけにしてくれたりする可能性もあります。

いずれにせよ、カードローンの遅延・延滞は基本的に絶対にないようにしなければいけません。

そのためには、カードローンを利用する前に無理なく完済できるように、返済計画を立てる必要があるのです。

これを踏まえて、カードローン返済のためには必須となる返済計画について見て見ましょう。

カードローンには返済計画が必須

チェックポイントを示すりん先生

カードローンの返済期間とは、カードローンの契約期間であり返済までの期間ではありません。

そのため、「カードローンの返済はいつまでにすればいいのか」を自分であらかじめ決めて、返済を行っていくのがカードローンの賢い返済につながります。

自分で返済期日を決め、それまでの返済をシミュレーションしていくのが返済計画です。

自分で返済計画を立てておかずに無計画にカードローンを利用してしまうと、返済に遅延したり、約定返済のみで利子が多くなり損をしたりする可能性があるのです。

カードローンを利用する前に知っておきたい、返済計画について解説します。

カードローンは返済計画を立てて自分で期日を決める

カードローンの返済期間は返済期日ではないため、自分で返済期日を決めて毎月いくらずつ返済するのか、いつまでに返済するのかを計画して利用すると、負担も少なく賢いカードローン利用につながります。

カードローンの返済計画を立てる上で覚えておきたい以下のポイントを紹介します。

  • 約定返済以外に随時返済も活用する
  • 毎月の返済金額や返済期間がどのくらいかかるかを把握するためにシミュレーションする

約定返済と随時返済

カードローンの返済方法は、約定返済随時返済があります。

約定返済

カードローンは、借入残高によって最低返済額が決まります。

この最低返済額を、毎月決まった返済日に返済していく「約定返済」がカードローンの返済の基本です。

そして、借入残高によって決まった最低返済額を「約定返済額」、毎月決まった返済日を「約定返済日」と呼びます。

この約定返済の仕組みを、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」で10万円借りた例に当てはめて見てみましょう。

バンクイックで10万円を借りた場合の約定返済額は、2,000円です。

この2,000円を約定返済日に返済する約定返済がバンクイックで借りたお金を返済する最低限のルールになります。

バンクイックの場合、10万円を借入れて約定返済を続けたときの支払い期間は6年5ヶ月になります(年利14.6%の場合)。

随時返済

毎月決まった金額を決まった返済日に返済する約定返済に対し、任意の金額を任意のタイミングで返済する方法が随時返済です。

また、カードローンの商品によって繰上返済や随時返済など様々な言い方がありますが、いずれも約定返済以外の自分のタイミングで任意の金額を都度返済する方法を指します。

カードローンの返済は約定返済が基本ですが、これに随時返済を組み合わせるのが賢い返済方法となります。

なぜなら、余裕のあるときに随時返済を行うことで元金を確実に減らせるからです。

元金を確実に減らすと返済期間が短くなり、その分余計な利息を払わなくて済みます。

約定返済は利息も含まれているため、元金をなかなか減らすことができません。

よって、約定返済以外にも随時返済を都度行い、元本を効率よく減らして返済負担を減らしていくことも、カードローンの返済に重要な要素となります。

随時返済の方法はさまざま

カードローンによってさまざまな返済方法があります。

指定口座からの自動引落やATM、ネット振込や返済用口座への振込などです。

自分の都合のよい返済方法を随時返済の方法として選べば、より効率よくローンを返済できますよ。

早めの返済には随時返済が必須

カードローンの返済は約定返済が基本となりますが、返済期間を短くして返済負担を少なくするには、随時返済も同時に行うのも必須となります。

なぜなら、約定返済額には利息分も含まれているため、元金がなかなか減らせないからです。

随時返済なら元金を効率よく減らせ、さらに約定返済のみで返済を行うよりも早く完済できるため、その分トータルで支払う利息負担も少なくできるのです。

どのくらい返済負担が減らせるかを、約定返済だけで返済した場合と随時返済を組み合わせて毎月5000円多く返済した場合をシミュレーションして紹介します。

プロミスとバンクイックで30万円借入れた場合をシミュレーション

プロミスとバンクイックで30万円借入し、それぞれ約定返済だけで返済した場合と随時返済を組み合わせて毎月5000円多く返済した場合をシミュレーション

※今回は随時返済をした場合を約定返済額+5,000円の約定返済でシミュレーションしているため、実際の数字とは少し異なる目安の数値となります。

プロミスの返済シミュレーション

プロミスの返済方式は、最終借入後の借入残高に応じて変動する「残高スライド元利定額返済方式」です。

30万円借り入れた場合の約定返済額は11,000円、金利は年17.8%になります。

  約定返済のみ 約定返済+毎月5,000円の随時返済
毎月の返済額 11,000円 16,000円
完済までの期間 3年 1年11ヶ月
返済総額 387,289円 354,138円
利息総額 87,289円 54,138円
利息の差額 33,151円

プロミスで30万円借入れて約定返済のみで返済する場合と、毎月5,000円ずつ随時返済する場合を比べると、上記の表のように返済にかかる期間は1年1ヶ月短くなり、支払う利息の総額は33,151円減らすことができます。

申し込みから融資まで最短1時間
  • メアド登録・Web明細利用で30日間無利息
  • Web契約なら来店不要・郵送なしで即日融資
  • 月々の返済は4,000円~OK
実質年率 4.5%~17.8% 限度額 1~500万円
審査時間 最短30分 対応コンビニ セブンイレブンローソンファミリーマートイーネット
※限度額50万円以下の場合は収入証明書が不要となります
バンクイックの返済シミュレーション

バンクイックの返済方式は、返済期日の借入残高に応じた残高スライド方式です。

  約定返済のみ 約定返済+毎月5,000円の随時返済
毎月の返済額 6,000円(20~30万)
4,000円(10~20万)
2,000円(~10万)
11,000円(20~30万)
9,000円(10~20万)
7,000円(~10万)
完済までの期間 13年1ヶ月 3年9ヶ月
返済総額 548,939円 377,093円
利息総額 248,939円 77,093円
利息の差額 171,846円

バンクイックで30万円借入れて約定返済のみで返済する場合と、毎月5,000円ずつ随時返済する場合を比べると、上記の表のように返済にかかる期間は9年4ヶ月短くなり、支払う利息の総額は171,846円減らすことができます。

 

土日祝日でもローンカード発行対応
  • テレビ窓口なら土日祝もカード発行OK
  • 口座があれば来店不要で契約可能
  • 低金利で毎月1,000円~の返済OK
実質年率 1.8%~14.6% 限度額 最高500万円
審査時間 対応コンビニ セブンイレブンローソンイーネット
※発行されたカードは、発効日の翌営業日以降、審査の結果により利用可能
※曜日・支店によって、テレビ窓口の営業時間は異なります。

プロミスとバンクイックの返済シミュレーションを比較すると、残高によって自動的に約定返済額が減っていくバンクイックの方が、随時返済の効果が大きくなっています。

毎月随時返済をするのは難しくても、手元のお金に余裕があるときに積極的に随時返済すれば、返済期間と利息負担を大幅に減らすことができるのです。

よって、カードローン利用の際、ただ約定返済だけで返済していくことを考えず、随時返済を踏まえた返済計画を立てるのが重要になります。

返済期限を自分で決めておかないと損をする

約定返済のみの返済と約定返済+随時返済を比較してわかったように、返済期日を決めずに約定返済のみを続けていると、利息負担が増えて損をしてしまうのです。

カードローンの返済期間は自動更新のため、完済までの返済期日は設けられていません。

だからこそ、自ら返済期限を設定して完済を目指す計画を立てて利用することが大切と言えます。

カードローンは返済期限が決められていないのでマイペースに返せる、と思わず、自分でいつまでに返済するかを決めて、そのうえでシミュレーションを行い毎月の返済金額や期間を把握しましょう。

返済期間を計算する

借入希望額と毎月の返済金額から、返済期間を計算します。

借入希望額万円

(例)10万円など、万円単位でご入力ください

返済金額千円

(例)5千円など、千円単位でご入力ください

こちらに結果が表示されます

そして、約定返済のみでなく、随時返済も都度取り入れていくのを前提にカードローンを利用すれば、負担も少なくカードローンを賢く利用できるようになります。

まとめ

カードローンの返済期間は、完済までのリミットではありません。

住宅ローンや自動車ローンの場合は、返済期間=完済までの期限になりますが、カードローンの場合は契約期間と考えるとわかりやすくなります。

各カードローンで定められた返済期間は、基本的に、追加融資や増額、そして決まった期間が過ぎる度に更新されていきます。

ただし、時間をかけてカードローンの返済を行うと、利息負担がどんどん増えていき、知らず知らずのうちに余計な利息を払うハメになってしまいます。

カードローンは毎月決まった額の返済と、余裕があるときの繰上返済を活用し、計画的に短期間で返済することで、利息の負担を減らすことが可能。

返済期限は自分でちゃんと決めて、計画的な利用をするようにしてください。

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