他社借入ありでもカードローン審査は通るのか?審査通過の6ポイント

更新日:2019/02/20
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カードローンにおいて、「他社借入」は重要な審査ポイントです。

他社で多額のお金を借りていたり、複数社から融資を受けていたりすると、審査通過が厳しくなることも…!

今回は、カードローン審査に挑戦するなら絶対に避けるべき「他社借入状況」と、他社借入がある場合の審査通過のコツなどについて詳しくお話していきます。

こんな「他社借入状況」は要注意!

焦っている先生

他社借入状況が悪いと、審査に落ちやすくなったり、審査通過できたとしても希望通りの条件では契約できなくなったりします。

その理由は、申込者の返済能力が十分に評価してもらえなくなるから。

希望通りの条件での審査通過を目指すためには、次のような他社借入状況は絶対に避けなければなりません!

[1]他社借入総額が年収の1/3以上ある

他社借入額が多すぎると、返済原資の確保が難しいとみなされ、審査通過が厳しくなります。

特に、他社借入総額が本人年収の3分の1以上ある方は、「貸金業法の総量規制」という法律の関係上、利用できるカードローンが極一部に制限されてしまいます!

利用できるカードローンに関しても、審査通過が絶望的になるので注意してください。

他社借入総額が年収の1/3以上ある時のカードローンの利用の可否
消費者金融カードローン 原則、利用できない
信販会社カードローン 原則、利用できない
クレジットカード会社のカードローン 原則、利用できない
その他貸金業者のカードローン 原則、利用できない
銀行カードローン 審査の上で利用できる

[2]他社借入件数が4件以上ある

他社借入件数が多すぎると、返済管理ができずに自転車操業に陥っているとみなされ、審査通過が厳しくなります。

審査通過が期待できるのは、多くても他社借入件数が3件未満の方まで。
4件以上からすでに融資を受けている場合は、借金を踏み倒すリスクが極めて高いので審査通過は絶望的です。

ただし、低金利でハイブランドなカードローンを利用する場合には、他社借入件数が3件未満でも審査落ちする可能性があります。

[3]他社に滞納歴がある

他社に滞納歴があると、例え借入額や借入件数が少なくても、社会的信用力が低く評価されて審査通過が絶望的になります。
いわゆる「ブラックリスト入り」状態です。

滞納とは、金融用語では「入金期日から61日以上、または3か月以上の延滞」を指します。
心当たりのある方は、一度ご自分の信用情報を開示して、ご自分がブラックリスト入りしていないか確認しておきましょう。

[4]他社にその他の事故歴がある

滞納歴だけでなく、債務整理や保証履行、強制解約などの金融事故の履歴が他社にある場合も、金融機関から信用されにくくなるため、審査通過は期待できません。

事故情報は5年から10年のあいだ個人信用情報機関に保管されます。
金融事故情報の記録が残っている限り、金融機関でお金を借りることは難しくなります。

金融事故情報の解説

他社借入で嘘をつくのはヤバい?

他社借入状況が悪く、カードローンの審査通過が絶望的。
でも、お金は借りたい。

こんなとき、「嘘をついたってどうせばれないだろう」と考え、他社借入を実際よりも少なめに申告する人が少なくありません。

しかし、金融機関はカードローン審査で申込者の信用情報を必ず照会するため、他社借入状況での嘘は絶対にバレてしまいます。

嘘がバレれば、あなたの信用力はガタ落ちとなり、審査通過は遠くなるばかりです。
他社借入が多くて不安だとしても、嘘の情報は絶対に申告してはいけません。

審査時の信用情報照会

他社借入欄に入力するべきローン

申し込みフォームの他社借入欄には、嘘のない正確な数字を入力しなければなりません。
しかし、申告義務のないローンに関しては報告しなくても大丈夫です。

他社借入に入力すべきローン 他社借入に入力しなくてよいローン
消費者金融カードローン
信販会社カードローン
クレジットカードのキャッシング枠
その他貸金業者キャッシング
銀行カードローン
住宅ローン
クレジットカードのショッピング枠
自動車ローン
教育ローン
事業者ローン
奨学金
携帯代金の分割払い
など

他社借入欄で申告しなければならないローンは、基本的にはキャッシングのみです。

キャッシングとは、カードローンのように資金使途自由の厳禁を金融機関から借り入れる行為をいいます。

そのため、住宅ローンや自動車ローン、教育ローン、奨学金、携帯代金の分割払いなどのように、商品やサービスを購入・利用するために金融機関に一時的に代金を立て替えてもらうタイプのローンに関しては、他社借入欄に入力する必要はありません。

笑顔で「コチラ」と言っている先生

ただし、他社借入欄に入力を求められる情報は、申し込むカードローンによって多少異なります。
例えば、アコム、プロミスでは銀行カードローンの情報は求められませんが、アイフルとレイクALSAでは銀行カードローンの情報も求められます。

そのため、申し込むときには「他社借入」の欄の注意書きを良く見て、申告すべき借入に間違いがないように気をつけましょう。

審査通過の6つのポイント

申込者の返済能力や社会的信用力を高く評価してもらえれば、他社借入が多くても審査通過が期待できます。
審査通過を目指すなら、次の6つのポイントに1つでも多くあてはまることが大切です。

[1]年収が高い

年収が高いと返済原資も確保しやすいので、審査には有利です。

[2]雇用が安定している

パートやアルバイト、派遣社員、契約社員などの非正規雇用者は、離職のリスクがあるため、完済までに収入が途絶えてしまう可能性があります。

福利厚生も正社員に比べて充実していないので、病気や事故、出産、育児などで休職を余儀なくされた場合の収入も非正規雇用だと確保しづらいです。

その点、正社員で働いていれば収入の安定性が高く評価されます。

[3]信用情報に事故情報がない

他社借入があっても、遅延歴が一度もなく、滞納や債務整理などの事故歴もまったくない場合には、返済実績を評価してもらえます。

[4]借入総額、借入件数が少ない

他社借入があっても、借入総額が少額である場合や借入件数が3件以内である場合には、審査通過が期待できます。
ただし、契約額は30万円前後の少額になるケースが多いです。

[5]新たな借入希望額が少額である

新たに申し込むカードローンでの希望額が10万円~30万円前後と少額であれば、他社借入があっても審査通過できる可能性が上がります。

まとまったお金が借りたい方は、少なめの希望額でまず新規契約を成功させて、あとから増額審査で利用限度額を増やしていくことをおすすめします。

[6]借入診断を活用する

カードローンの審査を受けると、個人信用情報機関に申し込みの履歴が残ってしまいます。
不用意に履歴を残すと後々のローン審査で不利になる可能性があるため、まずは「借入診断」を活用して申し込むか否かを慎重に考えましょう。

例えば消費者金融のアコムには「3秒診断」というものがあり、簡単な質問に答えるだけで審査通過が可能か簡単にチェックしてくれます。
入力するのは「年齢」「年収」「他社借入額」のみとなっているので、気軽に試してみてくださいね。

アコムの3秒診断サンプル

アコム「3秒診断」画面

審査に落ちたらまずは「おまとめ」

おまとめローンイメージ

借入件数が4件などと多い場合には、おまとめローンや借り換えローンがおすすめです。

おまとめローンとは、他社借入が多い人が、新規で借りた1社で他社借入を完済し、その後は新規で借りた1社にだけ返済をしていくというものです。

他社借入件数が減らせて、上手くいけば利息負担も減らせるので、他社借入が多くてお困りの方にはとても便利です。
他社借入は次の3つの方法でおまとめできます。

■他社借入の3つのおまとめ方法
・銀行のおまとめ専用ローンでまとめる
・消費者金融のおまとめ専用ローンでまとめる
・銀行のカードローンでまとめる

おまとめ専用ローンとはどういうものか、また銀行カードローンをおまとめに利用する場合の注意点など、確認していきましょう。

銀行と消費者金融の「おまとめ専用ローン」とは?

銀行カードローン

おまとめ専用ローンは、他社借入がある人を対象にした返済専用のローンです。
カードローンのように借りたり返したりの反復利用はできません。
そのため、返済に集中できるというメリットがあります。

銀行と消費者金融の「おまとめ専用ローン」の利用条件などをいくつか紹介しましょう。

  金利 融資限度額
じぶん銀行カードローン「au限定割 借り換えコース」 年1.7%~年12.5% 800万円
プロミス「おまとめローン」 年6.3%~年17.8% 300万円
アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」 年7.7%~年18.0% 300万円

じぶん銀行の「au限定割 借り換えコース」は、auユーザーだけが使える優遇金利のおまとめ専用ローンです。

一方、プロミスやアコムの「おまとめローン」は誰でも利用できます。
総量規制の対象外なため、審査に通れば年収の3分の1以上借りられます。

ただし、プロミスとアコムのおまとめローンは銀行のおまとめローンに比べると金利が高いことや、貸金業者からの借入しかまとめることができない点には注意しましょう。

銀行カードローンでまとめる方法

ローンカードイメージ

銀行カードローンは低金利なためおまとめに向くローン商品です。

銀行はおまとめローンとして利用することに消極的なところも多いですが、積極的におまとめに利用できると明記している銀行カードローンもあります。

しかし、銀行カードローンは「おまとめ専用ローン」ではないため、追加借入がいつでも可能です。
そのため、「借金の1本化」に成功したとしても、また追加で借金をしてして元金がなかなか減らない自体に陥る可能性もあります。

銀行カードローンをおまとめローンとして利用する場合は、追加で借入をしないという強い意志が必要です。

まとめ

カードローンは借り入れ件数が多いと審査で不利になります。特に借入件数が増えてくると審査落ちの可能性が高くなります。
しかし、借入件数はおまとめローンなどで減らすことができるため、他社借入が増えてきたら多重債務者になる前に、早めにおまとめローンの利用をおすすめします。

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