カードローンを完済させるにはコツがある!上手な返済方法を伝授

更新日:2020/01/14
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カードローンの返済方法には次の2つの方法があります。

  • 毎月決まった返済日にお金を返していく約定返済
  • お金に余裕のある時など自分の好きなタイミングで返済をする随時返済

カードローンを賢く利用するためには、毎月の約定返済に随時返済を加えた返済計画を立てることが必須です。

約定返済と随時返済を組み合わせることで、効率よく返済ができ、返済総額が低くなるからです。

そんな効率のいいカードローンの返済方法を、各カードローンの返済方法とともに解説します。

カードローンの返済は約定返済が基本

まずは基本の返済方法となる約定返済について見ていきましょう。

約定返済とは、毎月決められた約定返済日に約定返済額(最低返済額)を返済していく方法です。
なお、この約定返済日は残高に応じて決められています。

借入残高によって返済額が決まるので、クレジットカードのリボ払いをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

最低返済額の比較

やはり一番気になるのは返済額が月々いくらくらいかかるのかだと思います。
そこで、銀行、ネット銀行、消費者金融それぞれ50万円までの最低返済額の違いを確認します。

銀行
  三菱UFJ銀行
バンクイック

※借入利率 年8.1%超の場合★
みずほ銀行
カードローン
横浜銀行
カードローン
10万円以下 2,000円 10,000円 2,000円
10万円超
20万円以下
4,000円 10,000円 4,000円
20万円超
30万円以下
6,000円 10,000円 6,000円
30万円超
40万円以下
8,000円 10,000円 8,000円
40万円超
50万円以下
10,000円 10,000円 10,000円
ネット銀行
  じぶん銀行
じぶんローン
楽天銀行
スーパーローン
オリックス銀行
カードローン
10万円以下 2,000円 3,000円 7,000円
10万円超
20万円以下
4,000円 5,000円 7,000円
20万円超
30万円以下
6,000円 5,000円 7,000円
30万円超
40万円以下
8,000円 10,000円 10,000円
40万円超
50万円以下
10,000円 10,000円 10,000円
消費者金融
  プロミス アコム レイクALSA
(レイクアルサ)
SMBCモビット
10万円以下 1,000円
~4,000円
借入残高の
4.2%以上
3,000円 4,000円
10万円超
20万円以下
4,000円
~8,000円
借入残高の
4.2%以上
5,000円 8,000円
20万円超
30万円以下
8,000円
~11,000円
借入残高の
4.2%以上
7,000円 11,000円
30万円超
40万円以下
8,000円
~11,000円
借入残高の
3.0%以上
9,000円 11,000円
40万円超
50万円以下
11,000円
~13,000円
借入残高の
3.0%以上
12,000円 13,000円

プロミスの返済額は幅を持って設定されていますが、こちらの金額を正確に出すには以下の計算式を用います。

プロミス返済額の計算方法
・30万円以下:借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ)
・30万円超過~100万円以下:お借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ)

約定返済の方法

約定返済の方法は各カードローンによって様々です。

指定口座からの自動引落がメインとはなりますが、ATMからの返済や口座振替、ネットバンキングから返済する方法で約定返済することができるカードローンもあります。

自動引落は手数料無料

銀行への口座振替のイメージ

カードローンだけでなくクレジットカードも一般的な支払い方法は、銀行口座からの自動引落です。

銀行口座からの引き落としは、口座引き落としや自動引き落とし、自動払、口座振替とも呼ばれています。

すべて金融機関口座から毎月自動的に請求金が引き落としされるという点で同じ意味です。

自動引落では毎月決まった日に返済金が自動で引き落としされるので、支払い忘れによる延滞発生を防止できるというメリットがあります。

反対にデメリットは毎月1回だけの支払いなので、借入残高が減りにくくなり利息負担が大きくなるという点です。

ただ、口座引落であれば支払い忘れは防止できますが、あくまでも残高があることが大前提となるため自動引落の場合は支払い日の選択には注意しましょう。

なお、クレジットカードでは支払い日がクレジットカード会社によって決まっていますが、カードローンの場合は指定日を選択できるシステムが多いという特徴があります。

返済日を選べるカードローンであれば給料日直後の返済日を選択すると残高不足による未払を防ぐことができます。

なおカードローンもクレジットカードも返済日が銀行休業日の場合は、翌営業日の引き落としです。

返済を前倒しされないという点で、残高の入金準備など時間確保できるので安心ですね。

随時返済とは

約定返済が決まった返済日に、決まった額を返済するのに対し、随時返済は自分で好きなタイミングに好きな金額を返済する方法です。

カードローンによっては繰り上げ返済、臨時返済と呼ばれることもあります。

随時返済のメリット

喜ぶ若手社員随時返済をすると、その分借入残高を減らすことができ、利息負担と月々の返済額を少なくできるというメリットがあります。

約定返済だけを続ける方が、月々の返済は楽かもしれませんが、トータルの返済額が増えてしまうので、効率のいい返済方法とは言えません。

例えば10万円を元金として返済した場合、年18.0%で借りているなら年間18,000円の利息を節約したのと同じこと。

随時返済は金額が大きければ大きいほど、節約できる利息も多くなり返済も早く完了します。

随時返済の方法

随時返済の方法は各カードローンによって様々です。

随時返済は口座引落ではなく、基本的にはATMからの返済や口座振替による返済、ネットバンキングからの返済がメインになります。

返済方法の種類とメリットデメリット

メリットデメリットのイメージ

カードローンを返済していくには、いくつかの返済方法があります。どの方法を選択するかは、利用者にとって手間がかからず手数料などの負担がかからない方法を選択するのが一番良いでしょう。

ここでは、返済方法ごとのメリット・デメリットを説明するとともに、どこの金融機関でどの返済を利用できるのかについて解説していきます。

ATMからの返済

カードローン会社の専用のATMや提携ATMから、ローンカードを利用して約定返済期日までに返済する方法です。

メリット ・カードローン会社と提携する金融機関などのATMを利用可能
・コンビニ設置のATMは、メンテナンスなどを除き24時間365日利用可能
デメリット ・設置してある場所にいく必要がある
・ATM手数料がかかる場合もある
口座引き落とし

毎月の約定返済日に、約定返済額が金融機関の口座から自動引落返済される方法です。

メリット ・決まった日程で自動的に引き落とされるので返済忘れがない
・手数料が発生しない
デメリット ・通帳に引落し先が記載される
・引き落とし前日までに引き落とされる金額以上のお金を入れる必要がある
・特定の金融機関からでないと利用できないケースもある
指定口座への振込

お金を借りている金融機関が指定する口座へ振込をして返済する方法です。

メリット ・どの金融機関からも振込返済の手続きがとれる
デメリット ・手数料が発生する
インターネットバンキング

利用する金融機関によってはインターネットバンキングから返済することができます。

メリット

・インターネットを使っていつでも返済することできる

・ATMや銀行窓口まで足を運ぶ必要がない

デメリット

・通帳に記載される

・利用する金融機関によっては利用できなこともある

金融機関ごとの返済方法の比較

カードローンの返済方法について説明しましたが、すべてのカードローンがすべての返済方法を利用できるわけではありません。主なカードローン別の可能な返済方法についての比較です。

銀行カードローンの返済方法
  ATM 口座引落 指定口座振込 インターネット
三菱UFJ銀行 バンクイック
楽天銀行 スーパーローン
じぶん銀行 じぶんローン
オリックス銀行カードローン
みずほ銀行カードローン
横浜銀行カードローン
大手消費者金融の返済方法
  ATM 口座引落 指定口座振込 インターネット
プロミス
アコム
レイクALSA(レイクアルサ)
SMBCモビット

ほとんどの金融機関でATMによる返済と口座引き落としによる返済はでき、現在の返済方法では主流であると言えます。
一方、インターネット返済と口座振込みによる返済は、すべての金融機関で対応していません。

また振込返済では手数料がかかることが多いため、余計な出費をしないという視点からだとおすすめできる返済方法ではありません。

とはいえ、自分にあった返済方法を見極めて返済することが何よりも大切です。
返済方法のベースは口座引落に設定しておき、ATMやネットバンキングを使って随時返済するのが完済への近道だと考えます。

提携ATMによる手数料について

ATMからの返済は、口座引き落としによる返済と並んで多くの人が選択しているカードローンの返済方法です。しかし、提携ATMからの返済は、カードローン業者によってはATM手数料がかかるところがあります。

返済は毎月のことのため、なるべく手数料がかからないところを選択することをおすすめします。

金融機関ごとのATM利用による手数料の有無を表でまとめてみました。

銀行カードローンの返済方法
  自社ATM 提携ATM
三菱UFJ銀行 バンクイック 無料 無料
楽天銀行 スーパーローン 無料
じぶん銀行 じぶんローン 無料
オリックス銀行カードローン 無料
みずほ銀行カードローン 無料 有料
横浜銀行カードローン 無料 無料
(一部有料)
大手消費者金融の返済方法
  自社ATM 提携ATM
プロミス 無料 三井住友銀行のみ無料
アコム 無料 有料
レイクALSA(レイクアルサ) 無料 無料
SMBCモビット 無料 三井住友銀行のみ無料

銀行カードローンは提携ATMからの返済でも手数料がかからいところがほとんどです。

しかし、消費者金融の場合は提携するすべてのATMが無料利用できるわけではありません。
これは細かな差かもしれませんが、どこにするか迷ったときには参考にしてみてください。

カードローンは一括返済も可能

カードローンだけでなくすべての融資商品では一括払い(一括返済)も可能です。

一括払いは利息の支払いも1回だけなので、最も金利負担を少なくすることができる返済方法です。

クレジットカードにも一括払いがあり、ショッピング利用であれば手数料(金利)がかかりません。

ただし、クレジットカードで現金を借り入れするキャッシングの場合は必ず返済時に利息がかかります。

もちろん、クレジットカードのキャッシングとカードローンの違いと効果的な使い方については、利用者本人がシッカリと認識しておくことが大事です。

クレジットカード カードローン

同じようにカードローンでのキャッシングにも一括払いの際には利息がかかります。

カードローンでも基本的に日割(ひわり)計算による利用日数に応じた利息の支払いです。

支払う利息の算出方法としては、例えば10万円を年利15%で50日間借りた場合は次のような利息計算となります。

10万円✕15%÷365日✕50日=2,054円

高金利のカードローンでも短期返済にすればそれほど大きな利息負担はないことがわかります。

しかし後でご紹介するリボ払いに関しては、利息負担が大きくなる要素があるのでメリットとデメリットを理解した上で利用しましょう。

完済しやすいカードローンの選び方

カードローンを早く完済させるためには、追加の借り入れはせずにきちんと返済していくことが大事です。一方、申し込み時点でも、借入残高が早く減っていくカードローンを選ぶ必要があります。

ここでは、どのような要素を考えてカードローンを選ぶかを解説していきます。

金利(実質年率)

カードローンの金利が低ければ低いほど、利用残高に対する借入利息が少なくなります。利息が少ないければその分元金の返済ができますので、返済期間が短くなり早く完済することができるのです。

最低返済金額

毎月の約定返済で最低返済金額が低ければ返済負担は減りますので、お得に見えるかもしれません。しかし、返済金額が低ければその分元金が減っていく時間がかかってしまいます。

そのため、利息負担が増えて総返済額が大きくなります。また、カードローンの返済方式によって元金の減り方が変わることも注視すべき点です。

返済方式

ほとんどのカードローン会社が「残高スライド元利定額リボルビング方式」や「元利定額リボルビング方式」という返済方式を採用しています。元利定額リボルビング方式とは、元金に利息分を加えて毎月一定の金額を返済していく方式です。

また、残高スライドとは、カードローン業者が借入残高ごとの最低返済額を決めることをいいます。現状ほとんどのカードローンは、借入残高によって決められた一定の最低返済額を毎月返済していく方式を採用しているのです。

ただし、アコムのカードローンは、定率リボルビング方式という借入残高に一定の割合を掛けた方式を採用しています。

カードローンのリボ払いとは

リボ払い(リボルビング払い)は何度も繰り返して利用するカードローンでは、毎月の返済金額が変わらないので便利な返済方式です。

カードローン会社の各社の返済方式については、「リボ払いとはなにか?その仕組みと各社カードローンの対応」でも紹介しています。

リボ払いは月々の返済額が一定

しかし追加融資を受けるたびに返済回数が延長されるので、利息負担が大きくなる点がデメリットです。

一括払いでは元金を一括で返済するため利息負担は1回だけですが、リボ払いは残高がゼロになるまで毎月利息がかかります。

残高に対して利息がかかるのは一括払いもリボ払いも同じですが、返済回数が多くなるリボ払いの金利負担がより大きくなるのは当然ですね…。

リボ払いでは毎月の返済額を選択して利用することができます。

しかし、ほとんどのカードローンでは元利均等方式のひとつである残高スライド方式のリボ払いを採用しているので返済額の選択は不要です。

元利均一型リボルビング方式のイメージ

残高スライド方式は残高の金額に応じた毎月の返済額が決められており、残高が大きくなるほど返済金額も大きくなる仕組みです。

そのため残高の管理をしっかりしておかないと、返済金額が増えたことに気付かずに支払いを遅延する可能性があります。

また、リボ払いには元金均等方式もあり、こちらの注意点としては毎月の返済金額が同じとは限らない点があるので返済金額に注意が必要になります。

元金均等返済型リボルビング方式のイメージ

ちなみにリボ払いの元利均等方式と元金均等方式では次の違いがあります。

元利均等方式 毎月の返済金額は元金と利息を合計して一定の金額となる。
支払いやすいが残高が減りにくく利息負担が大きくなる。
元金均等方式 毎月の返済金額は元金だけが固定され、利息をプラスして支払う方式。
残高によって返済金額が増減するが、毎月定額の元金が減るので利息負担が比較的軽い。

これらのリボ払いの種類については、「元利均等返済と元金均等返済の違いをわかりやすく解説」で詳しく解説しているのでぜひ参考に読んでみてください。

完済したカードローンはどうしたらいい?

急にお金が必要になってカードローを作り、それがようやく完済するとだれでもほっとしてしまいますね。

しかし、カードローンを完済した時は、そのあとカードローンをどうするのか考えることも大切です。

つまり解約するのかそのままにしておくのかということです。

どちらにするにしてもメリット・デメリットがあるので、それによって完済後の扱いを決めましょう。

カードローンの利用は個人信用情報機関に記録される

一度作ったカードローンは、個人信用情報機関にその契約内容や利用状況が記録されています。

その情報は、約5年間カードローン以外の金融商品を利用した時の審査で参照されるのです。

これによって以下のメリット・デメリットが発生します。

メリット ・延滞せずに完済した記録は審査に有利となる
デメリット ・長期間延滞した記録は5年間保存されるので、審査では不利になる

つまりきちんと遅れずに完済した場合は、その後のローンやクレジット、銀行住宅ローンなどの審査が通過しやすくなります。

ところが完済して残高がゼロになったカードローンでも、審査する側はいつでも使える状態とみなすのです。

つまりカードローン利用枠が100万円であれば、100万円の残高がある前提で審査をします。

そのため、カードローンをもう使わないと考えるのであれば、解約したほうがその後の審査では有利です。

カードローン解約のメリット・デメリット

もうカードローンを使わない場合は、解約することでメリットがありますが、カードローンを将来絶対に使うことがないとはだれも断言できませんね。

そこでカードローンを完済した場合のメリット・デメリットをまとめたので、参考にしてください。

メリット ・低金利のカードローンに申し込みたい(切り替えたい)場合に審査に有利
・カードローン以外の審査では、残高ゼロとみなされるので有利
デメリット ・カードローンを使いたい状況になった場合、審査を受け直す必要がある
・急に資金が必要になっても対応できない
・完済実績があることによる増額のメリットを受けられない

完済後にカードローンを二度と使わないという自信がある人、急な出費にもほかの方法で対応できるという人は悩む必要もなく解約を選択しましょう。

それ以外の人は解約はいつでもできるので、必要な時に備えてカードローンは保有しておくことをおすすめします。

より低金利のカードローンに切り替えたいときや、より高額なローンが必要となったときにすぐに解約できるようにしておけば問題ありませんよ。

まとめ

毎月の返済金額は低ければ低いほど返済が楽になりますが、元金の減り方が遅くなるという問題があります。

元金が減っていかなければ、利息負担が増え、総返済額も増えていきます。

この問題を解消するためには、余裕がある時にできるだけ随時返済をしていく方法があります。

随時返済をしていけば元金が減っていき、完済までの時間も早くなるのでおすすめの方法です。

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