カードローンで100万円借りる方法 返済額はいくらになる?

更新日:2018/07/27
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人生において時に大金が必要になる場合があります。
手元の現金で賄えれば理想的ですが、大きな出費が必要なときに必ずしも貯蓄があるとは限りません。

この記事では、100万円をカードローンで借り入れる場合を想定して、そもそもカードローンとはどのような金融商品なのか、契約にあたってはどのような注意点があるか、返済期間はどれくらいに設定するのがよいのか、など重要なポイントをご説明します。

あわせて、高額融資を受けたい方にオススメの銀行カードローンについてもご紹介します。
ぜひご参考ください。

カードローンを利用する心構え

カードローンは様々な場面で活躍します。
たとえば、

子どもを海外留学に行かせてあげたい
限定販売の高級時計を手に入れたい
夏休みに家族で旅行に出掛けたい

このような場面では、手持ちに十分な現金がなくてもカードローンを利用して今しかできない夢を実現することができます。

ローンカードでキャッシングするイメージ

しかし、カードローンはあくまでも借金(キャッシング)の一種です。
銀行や消費者金融の宣伝では「借金」や「借入金」という表現はあまりされませんが、カードローンでキャッシングしたお金は必ず元金に利息を上乗せして返済しなければなりません。
したがって、100万円という高額融資を受ける場合には、自分が今後きちんと返済することができるのか、お金を借りることで今後の生活に支障が出ることはないだろうか、ということを吟味する必要があります。

特に、自営業やフリーランス、パート、アルバイト、派遣社員などで働く方のなかには、収入が限られていたり、不安定だったりすることもあると思います。
そんな方々は返済の目処(めど)についてしっかり検証してからカードローンを利用しましょう。

高額融資なら銀行カードローンがおすすめ

カードローンには大きく分けて銀行が展開する「銀行カードローン」と消費者金融が展開する「消費者金融カードローン」の2種類があります。
このうち、大きな出費に活用したいときにおすすめされるのは銀行カードローンです。

なぜ高額融資には銀行カードローンのほうが適しているのかというと、銀行と消費者金融とでは金利や適用される法律が異なるからです。

銀行カードローンと消費者金融カードローンの特徴についてみていきましょう。

低金利で安心な銀行カードローン

銀行カードローン

銀行カードローンの特長は低金利であることです。
消費者金融カードローンと比べると、その差は一目瞭然。
一般に、消費者金融カードローンの金利相場は年18.0%ほどですが、銀行カードローンの金利相場は年14.5%ほどとなっています。

みずほ銀行カードローン 年2.0%~年14.0%
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック 年1.8%~年14.6%
三井住友銀行カードローン 年4.0%~年14.5%
プロミス 年4.5%~年17.8%
アコム 年3.0%~年18.0%
SMBCモビット 年3.0%~年18.0%

消費者金融に比べて銀行が低金利な理由は、カードローンを展開するにあたっての両社の財源に違いにあります。
銀行のカードローンの財源は、いうまでもなく銀行利用者から集めた預金です。
銀行は年0.01%~年0.1%ほどの金利を上乗せするだけで預金による財源を確保できるので、低金利なカードローンを展開しても十分に収入が見込めます。
一方で、消費者金融のカードローンの財源は、銀行から借り入れる事業融資です。
事業融資の金利は年1.0%~2.0%ほどかかるので、利息の支払いやスタッフの人件費、無人契約機の維持費などを考えるとどうしてもカードローンの金利設定が高くなってしまうのです。

そのため、100万円規模の高額費用なら銀行カードローンで借り入れたほうが利息額が少なく抑えられるのです。

笑顔で「コチラ」と言っている先生

しかし、銀行カードローンは低金利であるがゆえに審査難易度が厳し目です。
かつての銀行カードローンならフリーターや専業主婦の方でも活用しやすかったのですが、銀行の過剰貸付問題により2018年1月に銀行が自主規制をおこなったことで、現在では銀行カードローンで高額融資を受けることは簡単ではなくなりました。
正社員や公務員で働く方はともかく、自営者やフリーター、主婦の方などはこの点を頭に入れておきましょう。
※銀行カードローンの審査について詳しくは「カードローンの審査基準!落ちる人の5つの特徴」をチェック!

年収の1/3以下しか借りれない消費者金融カードローン

低金利な銀行カードローンに対し、消費者金融カードローンは金利設定が高めです。
その代わりに審査難易度は銀行よりも易しめですが、金利の関係上高額融資には利用しないほうが得策でしょう。

一方で、消費者金融カードローンの強みは審査時間が最短30分と極めて短く、即日融資にも対応できる点にあります。
大手消費者金融であれば初回利用時に限り一定期間利息が付かない「無利息サービス」を提供している場合があるので、利用するのであればこうした業者を選ぶことがおすすめです。

笑顔の先生
高額キャッシングなら低金利な銀行カードローンがオススメです。審査が不安で消費者金融を利用したい方は、借入額はなるべく減らして、かつ無利息サービスのある業者を選びましょう。

銀行利用者の40%は借入額100万円超

銀行カードローンの融資額はほとんどの商品で800万円や1,000万円と高額です。
しかし、誰でもこのような高額融資が受けられるわけではありません。
カードローンの利用限度額は申込者ごとに個別に設定されるので、審査次第では10万円程度の融資しか受けられないこともあります。

銀行カードローンは審査が厳し目ですから、100万円以上の融資が受けられる人は特に限られてきます。
全国の銀行を監督する立場にある全国銀行協会という団体がまとめたデータによれば、銀行カードローン利用者のうち100万円以上の融資が受けられる人は約40%程度となっています。
細かい内訳をみれば、銀行から101万円~200万円の融資を受けている人は全体の16.2%です。

銀行カードローン利用者の借入額内訳

このように、銀行カードローンで100万円の融資を受けるのは結構狭き門です。
そこで申し込み前にチェックしておきたいことが、カードローンの審査ポイントです。

カードローンの審査基準!落ちる人の5つの特徴

悩む学生アルバイト

カードローンで融資を受けるためには、銀行と消費者金融のどちらを利用するかにかかわらず所定の審査を受けなければなりません。
審査において「この人にはお金を貸しても大丈夫だ」という判断がもらえれば、金融機関から設定される適用金利や利用限度額に納得した上で正式な契約を結ぶことができます。

つまり、金融機関の審査に通過できなければカードローンで100万円を借りることは不可能なのです。

では、カードローン審査に通過するためにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか?
以下の審査に落ちやすい人の5つのポイントをまとめたので、心当たりがある人は申し込み前にしっかり対策しておきましょう。

【1】収入が少ない、または不安定である

継続安定した収入があることは、ローンの返済能力にかかわる極めて重要な要素です。
このことから、一般に、公務員や大企業の正社員などは毎月の収入が確保されていて収入額も多いため評価が高いです。
一方で、非正規雇用や自営業、フリーランスなどは毎月の収入が保証されていないため金融機関からはあまり好意的に評価されません。

また、勤続年数または営業実績なども収入面を図るうえでの重要ポイントです。
実績があまりにも少ない場合には、雇用と収入が不安定とみなされ、審査落ちの原因となってしまいます。

金融機関に収入面をアピールするための対策は、安定した職に転職すること、または、それが難しい場合には十分な勤務実績(営業実績)を積むことが大切です。
カードローン審査で高額融資を受けるためには、少なくとも半年~1年以上は実績を積みましょう。

【2】在籍確認がとれない

カードローン審査では、申込者が自己申告した勤務先情報に誤りや虚偽がないかを確かめるために金融機関から勤務先に電話連絡が直接入ります。
これを「在籍確認」といいます。

在籍確認のイメージ

例えば、銀行の担当者が勤務先の会社に対して「○○様はいらっしゃいますか」という要件で電話をし、「◯◯は席を外しております。帰社予定は15時です。」のような申込者がその企業に在籍している趣旨の返事が返ってくれば在籍確認は完了です。
しかし、もしなんらかの事情で在籍確認が完了できない場合には、金融機関から虚偽の申し込みをしているとみなされて審査通過できない可能性があります。

アルバイトや派遣社員などの非正規雇用で働く方は、「◯時ごろに金融機関から在籍確認が入るので、対応お願いします」などと勤務先ないし派遣会社に伝えておきましょう。
在籍確認はカードローン以外にもクレジットカード審査、口座開設、住宅ローン審査、その他各種ローン審査などでおこなわれるので、勤務先の人から不信の思われた場合には「クレジットカードに申し込んだんです」と伝えておけば問題ありません。

OKサインのパート主婦イメージ

なお、自営業やフリーランスで働く方に対しても在籍確認は実施されます。
この場合は普段お仕事をなさっている事務所の固定電話あてに金融機関から電話連絡が入るので、きちんと対応できるようにしておきましょう。
最近はカフェやご自宅のリビングでお仕事される自営者、フリーランスの方も増えていますが、在籍確認のためには必ず仕事用固定電話が必要です。
携帯電話や自宅電話を仕事用に利用している方は、カードローンに申し込む前に固定電話を引いておくようにしましょう。

ひとことポイントのイメージ

ごく一部のカードローンでは勤務実態ないし事業実態を疎明する書類を提出することで職場への電話連絡がなくても審査通過できるケースがあります。

在籍確認への対応が難しい方は「在籍確認なし・電話確認なしで借りれるカードローン」のページをチェックしてみてください。

【3】他社借入件数・借入総額が多い

すでに他社から借り入れがあるのに新たに別の金融機関にカードローンの申し込みをしている場合は、「この人は多重債務者ではないのか(多重債務者になる可能性が高いのではないか)」と思われ審査に通りづらくなります。

他社借入件数が多い場合には、おまとめローンなどを活用して借入件数を減らしておきましょう。
返済に回せる資金があるのであれば、カードローンに新規申し込みをする前になるべく借入残高を減らしておくことが理想です。
※関連:おまとめローンの選び方・審査・利用の注意点

【4】過去に金融事故を起こし、信用情報がブラックになっている

金融事故とは、クレジットカードやカードローンなどの延滞や、借金が返済できなくなって債務整理※をすることをいいます。
※債務整理…自己破産や任意整理、民事再生などの総称。

金融事故は各金融機関のほか、個人信用情報機関という機関に「信用情報」として一定期間保管されることになっています。
そして、この信用情報をもとに、カードローン審査では過去の金融取引において料金の支払いや返済などを適切に行ってきたかどうかということがチェックされます。

金融事故情報の解説

信用情報に金融事故の履歴があると、高い確率で審査に落ちてしまいます。
過去に金融事故をおこしてしまった方は、比較的審査に通りやすい消費者金融に申し込むか、借入希望額を少なくする、あるいは事故情報がリセットされるまで待ってからカードローン審査にチャレンジしましょう。
※関連:知って損なし!ローン審査の要となる個人信用情報機関とは?

【5】他社申込件数が多い

立て続けにカードローン審査に申し込んでいる人は、金融機関から信用力を疑われやすいです。

他社申込件数が多い場合には、直近6ヶ月間はカードローンやクレジットカードの新規申し込みを控えましょう。
信用情報機関※に保管されているカードローン等の申込情報は半年経てばリセットされるからです。

笑顔の先生
カードローンはバッチリ審査対策してから申し込みましょう!

100万円借りる場合の返済額と返済方法

カードローンの利用において、金利と返済期間は返済総額を決定する非常に重要な要素です。

金利は高いよりも安いに越したことはないのはわかりますが、返済期間が長いとたとえ低金利であっても、利息の支払いが思った以上に大きくなります。

ここでは銀行系カードローンの金利を年12.0%、消費者金融系のカードローンを年15.0%(利息制限法による上限)として、返済期間が1年(12か月)、3年(36か月)、5年(60か月)であった場合の100万円の返済シミュレーションの結果をご案内します。

◆銀行カードローン(年率12.0%)で100万円借りる場合

  毎月の最低返済額 返済総額 利息総額
1年で完済 8万8,848円 106万6,180円 6万6,180円
3年で完済 3万3,214円 119万5,696円 19万5,696円
5年で完済 2万2,244円 133万4,635円 33万4,635円

◆消費者金融カードローン(年率15.0%)で100万円借りる場合

  毎月の最低返済額 返済総額 利息総額
1年で完済 9万258円 108万3,094円 8万3,094円
3年で完済 3万4,665円 124万7,934円 24万7,934円
5年で完済 2万3,789円 142万4,378円 42万7,378円

上記のように、返済期間を長期間に設定すると、支払う利息の金額もかなり大きくなることが分かります。

したがって、返済計画を立てるときはあまり長期間に設定せず、できるだけ短期間で完済できるように設定し、また余裕があるときには繰り上げ返済や一括返済できるようにすることが重要です。

月々の返済方法は口座振替がオススメ!

銀行への口座振替のイメージ

100万円を借りる場合には返済期間が1年以上と長くなりがちです。
借入期間中の遅延を回避するためにも、返済方法には口座振替を活用しましょう。

カードローンの返済方法には「口座振替」「銀行振込」「ATM返済」などの種類がありますが、返済忘れを防ぐには自動引き落としの口座振替が一番安心です。

笑顔の先生
振込返済とATM返済は繰り上げ返済や一括返済への活用がオススメです。

100万円借りるなら年14.0%のみずほ銀行カードローンが安心

これまでの内容を統括して100万円規模の高額融資にオススメなのはみずほ銀行カードローンです。

みずほ銀行カードローンはいわずもがな日本を代表する都市銀行のカードローンです。
十分な実績と信頼性があるのはもちろん、金利も他行メガバンクと比べて低金利。
年2.0%~年14.0%という金利設定ですが、利用限度額が100万円の場合は年12.0%でキャッシングできます※よ。
※みずほ銀行住宅ローンの利用でさらに年-0.5%の金利優遇が受けられます。

申し込みはスマホやPCから24時間可能。
すでに口座開設をしている方なら来店不要の「WEB完結申し込み」が利用できるので、銀行といっても利便性は非常に高いです。

新人OLのイメージ

もちろん、銀行カードローンなのでアコムやプロミスなどと比較すると審査はやや厳しめであることが想定されます。
とはいえ、ほかに他社借入がなく、また上述の金融事故を起こしていないならば、銀行の安心感と低金利のメリットを最大限享受できるでしょう。

100万円を希望する場合の必要書類は本人確認書類と収入証明書類です。
本人確認書類には運転免許証やパスポート、収入証明書には源泉徴収票や課税証明書などが使えるので、事前に準備しておきましょう。

ひとつの使途に使うなら目的別ローンも検討

住宅や乗用車の購入、または子供の学費の調達や結婚式の準備など、特定の用途に使うことが決まっている場合は、カードローンではなく目的別ローンを選択したほうがおすすめです。

カードローンは、事業性資金には使えないものの、基本的に使途が制限されていません。
ただし、その代わりに目的別ローンと比較して金利が高めの商品となっています。

住宅と車のイメージ

目的別ローンの例としては、住宅ローンやマイカーローン、学資ローンやブライダルローンなどがあります。

例えばマイカーローンの金利は、高くても10%未満、低い場合は数%に設定されており、そのことが返済総額に大きな影響を与えることは言うまでもありません。

もちろん、審査に当たってはその用途に借入金を使用するということを提出書類などによって証明する必要があるなど、ひと手間はかかります。
しかし、利用できる目的別ローンがあるならば、カードローンよりもお得ですので調べてみる価値は十二分にあります。

まとめ

100万円をカードローンで借り入れるということは、人生において結構大きな決断です。
とりわけ、金利と返済期間には注意しなければ、返済計画を実行していく中で大きな損失となってしまいかねません。

資金使途が限られている方は目的別ローンもあわせて検討したうえで、無理のない借り入れを心がけてくださいね。

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