プロミスは総量規制の対象?おまとめローンで年収1/3以上もOK

更新日:2018/08/03
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大手消費者金融SMBCコンシューマーファイナンスが提供するプロミスは最短60分で借りれるスピード対応で人気ですが、借入できる金額には貸金業法に含まれる総量規制の影響を受けることになります。

この総量規制は貸金業者からの借入は契約者ご本人の年収1/3までとする制度。

しかし、総量規制にも一部、除外・例外も定められており、プロミスでも年収1/3以上借りられるケースもあります。

プロミスと総量規制の関係性について解説していきます。

プロミスは総量規制の対象になる

プロミスを提供するSMBCコンシューマーファイナンスはSMBCグループに属している銀行系消費者金融です。

本来なら総量規制を定める貸金業法は貸金業者を対象としているため、銀行系のカードローンなら総量規制対象外になるはずですが、プロミスは総量規制の対象となります。

これは、銀行系カードローンと銀行カードローンは別物であるからです。

銀行系カードローンとはいわゆる銀行グループに属している銀行系消費者金融が提供しているカードローンのことで、結局のところ消費者金融が発行するカードローンになります。

結局のところ、銀行系カードローンとは、銀行が直接提供するカードローンとは全くの別ものということになります。

銀行系グループに属している会社をまとめて確認してみましょう。

会社 所属グループ
SMBCコンシューマーファイナンス SMBCグループ
アコム 三菱UFJフィナンシャルグループ
SMBCモビット 三井住友銀行グループ
レイクALSA 新生銀行グループ

いずれも銀行系や信販会社のグループに属していますが、SMBCコンシューマーファイナンス、アコム、SMBCモビット、レイクALSAといった会社はすべて消費者金融会社となります。

つまり、銀行系カードローンという位置付けにはなりますが、消費者金融は貸金業者となるので総量規制対象となります。

実際プロミスからどれぐらい借りられるか?

プロミスは総量規制の対象となるので自身の年収1/3までしか借りることができません。

それに合わせて、本人所得のない無職の方、専業主婦(主夫)の方はプロミスから借りることはできないということになります。

ただ、アルバイト・パートでも本人所得があれば、プロミスは主婦や学生でも申込することができます。
※満20歳以上70歳未満

総量規制があるので所得額によって借りられる金額も少なくなってきます。

たとえば、アルバイトで月5万円を稼ぐ人と年収300万円の会社員がプロミスからどれぐらい借りられるか比較してみます。

月収5万円のアルバイト

月収5万円×12ヶ月=60万円
年収60万円×1/3=20万円(限度額)

年収600万円の会社員

年収600万円×1/3=200万円(限度額)

OKサインのパート主婦イメージ

以上が貸金業者から借りられる各々の限度額となります。

年収額が10倍なら貸金業者から借りられる金額も10倍ということですね。

しかし、これらはあくまでも限度額であって、誰もが年収1/3ギリギリまで借りられるわけではありません。

返済実績を含めたプロミスからの信用を積み重ねなければ限度額は低めに設定されることになります。

特にアルバイト・パートは退職のしやすさ、勤務数の影響などによる不安定な所得、と捉えられ、正社員と比べて安定した定期所得という意味で評価が劣ります。

たとえ月収5万円があったとしても、最初から限度額20万円ということではなく、数万円程度のキャッシング枠付与となる可能性が高いと考えられます。

とはいえ、総量規制の前では年収1/3という上限はあるものの、利用実績が認められれば限度額増額はしてもらえますし、金利の引き下げしてもらえる確率も高まってきます。

総量規制があるから希望額を借りることができないといった声もインターネット上ではありふれていますが、あくまでも利用者の返済のことを考えての制度であると認識しておきましょう。

以前であれば総量規制対象外となる銀行カードローンなら年収1/3の借入も可能でしたが、2017年前後から各銀行でも顧客の囲い込みの自粛傾向に向かっており、借入先に関わらず、どのカードローンを使っても年収1/3が一つのボーダーになると捉えておきましょう。

ポイント

融資審査では信用情報機関への情報照会で他社の利用状況なども含めて返済額に充てられる金額などを考慮しながら融資限度額を決められます。

借入希望額はできるだけ低くして申し込みすることで融資審査のハードルを下げることができます。

余分にキャッシング枠があると不必要な借入をしてしまう可能性もあるので、返済負担を下げるためにも必要最低限の希望額で申し込みすることがポイントです。

利用者にとっては助かる総量規制の存在

驚く若手社員のイメージ

1990年代から2000年代前半にかけて、サラリーマン金融(サラ金)の高金利での過剰な貸付が原因となり、自己破産者が急増して問題にもなりました。

多重債務者のなかには返済苦となって自殺者もでてくるなど、社会的な問題として無視できないようになり、そういった時代背景から改正貸金業法が行われて、貸し過ぎ・借り過ぎを抑制すべく、総量規制も設けられるようになったのです。

貸し過ぎというのは金融機関側のモラルで融資額はどうにでもなりますが、利用者としては自身の返済能力を超える金額を借り過ぎてしまうとどうにもなりません。

カンタンに言ってしまえば、返すアテもないのに借り続けるというイメージです。

総量規制がなければ制限なくずっと借りれてしまうので、総量規制はどちらかというと利用者を守るための制度と考えられます。

資金の使用目的にもよりますが、思うがままに借りていては、返済のときに苦労するのが目に見えていますよね?

総量規制があるからこそ貸金業者からの借金を借り過ぎるリスクを軽減できているのです。

おまとめローンならプロミスでも総量規制対象外

しかし、どうしても年収1/3以上の借入が必要なケースも出てくるかもしれません。

実はプロミスでも総量規制の制限を受けずに借りることができるのです。

総量規制には例外・除外といった制度も設けられており、特定の条件を当てはまる借入であれば例外・除外として扱ってもらうことができます。

つまり、総量規制対象のカードローンであっても、この条件に当てはまれば年収1/3以上の借入ができてしまうのです。

では、どういったときに総量規制の例外・除外になるのか、身近なもので一部紹介します。

例外

顧客に一方的有利となる借換え
緊急の医療費の貸付け
個人事業主に対する貸付け
配偶者貸付(配偶者と合わせた年収で計算)

除外

不動産購入または不動産に改良のための貸付け
高額療養費の貸付け
不動産担保貸付け(住宅ローン)
自動車担保貸付け(自動車ローン)

もっともカードローン利用者として関連性が高くなると考えられるのは、総量規制例外にある「顧客に一方的有利となる借換え」や「緊急の医療費の貸付け」などでしょうか。

顧客に一方的有利となる借換えとしてはプロミスおまとめローン(返済専用)があり、複数社からの借入を一社にまとめることで返済をしやすくするサービスが顧客有利と認められています。

消費者金融での総量規制例外としては、新規契約というよりも「借り換えローン・おまとめローン」や「個人事業主としての借入」を指すことが多いと推測しています。

総量規制に引っかかる事例とは

新しくプロミスに申込するとき以外でも総量規制に引っかかる可能性はあります。

サービス利用中であっても総量規制に引っかかると限度額が下がったり、追加借入ができなくなるといった影響がでてきます。

主な事例としては以下のようなものがあります。

  • 契約時から年収(所得額)が下がった
  • 他社借入残高・借り入れ件数が増えた
  • 増額審査で否決された

このようなケースでは、総量規制に準じて限度額を引き下げられたりします。

もちろん、逆に所得があがっていることを証明できたりすると借りられる幅も増えるので限度額の増額も可能となります。

収入証明書類を定期的に提出することで安定所得をアピールするのもテクニックのひとつです。

よくある質問

クレジットカードのショッピング枠は総量規制に影響する?

クレジットカードのショッピング枠は貸金業法(総量規制)ではなく、割賦販売法という別の法律が適用されているので総量規制は直接関係ありません。

なので、ショッピング枠を限度額いっぱいまで使っていても、プロミスのキャッシング枠の付与に影響はありません。

ただし、どれぐらいの返済原資を確保できるかは見られるため、ショッピング枠を使い込んでいる場合は審査結果に何かしら影響することも考えられます。

総量規制ギリギリだが追加でいくら借りれるか電話で聞ける?

基本的にコールセンターへの電話などでキャッシング枠を聞くことはできません。

信用情報機関への情報照会をしなければ他社の借入状況などが判断できないからです。

あといくら借りられるのか気になる場合は、まず無料の「お借入シミュレーション」で融資の可否を診断してみることをおすすめします。

融資が難しそうであれば、総量規制対象外の銀行カードローンへの相談を検討しましょう。

おまとめローンなら総量規制対象外なので希望額を借りられる?

顧客に有利な貸付となる「おまとめローン」は総量規制の例外として認められます。

しかし、おまとめローンでは希望額を借りられるという訳ではなく、返済総額を減らしたり、完済しやすくすることが目的であることから返済専用が基本です。

総量規制対象外のおまとめローンだから希望額を借りられるという訳ではありません。

まとめ

プロミスと総量規制の関係性について紹介してきました。

結論をいえば、プロミスでの新規利用であれば他社借入額を含めて年収1/3までに抑えなくてはなりません。

プロミスでもおまとめローンや自営者カードローンといった総量規制の例外商品はあるものの、新規でのフリーキャッシングや目的ローンの利用では総量規制対象となります。

直近では銀行カードローン含めて、カードローンでは年収1/3までがひとつのボーダーラインと考えておく必要があります。

ただ、限度額制限があることをマイナスに捉えるのではなく、利用者を守る法律・制度であることを認識し、計画的なキャッシングを心がけるようにしてください。

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