各都道府県にある地方銀行カードローン一覧まとめ

更新日:2018/03/06
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地方でお金を借れる金融機関の代表と言えば地方銀行です。

地方銀行と言えば、銀行としての長い歴史を持ち、地域密着型の民間金融機関として長く経済活動の中核を担ってきています。

ただ地方銀行は、事業資金の貸付には熱心でも、過去には個人ローン、とりわけカードローンの販売にはそれほど積極的でもありませんでした。

しかし近年はそのカードローンの販売にも地方銀行は力を入れていて、その結果、カードローン商品の品揃えやそれに伴うサービスも充実してきています。

そこでこの記事ではその地方銀行カードローンについて、その特徴や利用方法、利用上の注意点など、主要地方銀行のカードローンを中心に紹介しながら詳しく解説します。

地方銀行カードローンとは?

悩む万年係長のイメージ

地方銀行カードローンとは、無担保無保証で借入できる地銀が販売している個人向け金融商品のことを言います。

ところで地方銀行カードローンの資金使途には何があるでしょうか?

じつは個人向けカードローンは、事業資金を除き、基本的に個人が使う目的の資金には何にでも使えます。

資金使途に制限がなく何にでも使えるってとても便利ですね。
本当に便利な融資形態だと思います。

しかしそのためには、まず地方銀行のカードローンとはどのようなものか、その特徴をしっかり理解していないと、使い方を誤ってしまって余計な利息を払ってしまうことにもなりかねません。

そこで次章からは、その地方銀行カードローンについて、大手地銀のカードローンを例により詳しく紹介します。

主要地方銀行カードローンの商品スペック一覧

まずは主要な地方銀行でカードローンの金利や利用限度額がどのような実態になっているか確認してみましょう。

比較する銀行は、地銀総資産ランキング上位10行から選びました。(2018年3月現在)

銀行名
(本店所在地)
金利
(実質年利率)
最大融資額
横浜銀行
(神奈川県)
1.9~14.6% 1,000万円
千葉銀行
(千葉県)
1.7~14.8% 800万円
福岡銀行
(福岡県)
3.0~14.5% 1,000万円
静岡銀行
(愛知県)
4.0~14.5% 500万円
常陽銀行
(茨城県)
2.5~14.8% 800万円
七十七銀行
(宮城県)
個別判断で決定 300万円
西日本シティ銀行
(福岡県)
13.0~14.95% 200万円
京都銀行
(京都府)
3.975~11.975% 500万円
広島銀行
(広島県)
2.475~13.975% 1,000万円
八十二銀行
(長野県)
6.475~13.575% 300万円

地方銀行カードローンの金利相場は上限金利で判断すべき

一般的にカードローン金利は「下限金利~上限金利」で表示する先が多いですが、カードローンの金利相場を判断する場合は、下限金利でなく上限金利で比較することが大切です。

なぜなら下限金利は、その銀行の最大限度額が適用された場合で、かつ、個人の取引具合により金利優遇されているケースなど、一般的でないからです。

限度額が増額すれば金利は下がる

金利において、その銀行カードローンの利用実態を表しているのは上限金利であり、多くの利用者もこの上限金利を適用されていることが多いです。

そうすると主要地銀10行の金利相場は、多少のばらつきはあるものの、多くが年率14.0%前後で適用されていることが分かります。

これはメガバンクが提供するカードローンを比較しても金利相場で遜色なく、また大手消費者金融の金利相場、年率15.0%~18.0%と比べても十分低い金利だと言うことができます。

地方銀行カードローンの金利タイプは変動金利型

笑顔の先生

ローンの金利には固定金利型と変動金利型がありますが、地方銀行カードローンの場合、ほぼ全ての金融機関で、市場金利の動きに合わせて定期的に見直される変動金利タイプが採用されています。

一方、固定金利型は、マイカーローン、教育ローン等の目的別ローンなどに採用されていることが多い金利方式です。

ここで変動金利の具体的な例を挙げると、たとえば京都銀行の場合、カードローン金利は「基準金利(短プラ連動長期貸出金金利)」に申込者の信用度に応じて加算したのがカードローンの適用金利と言うルールになっています。

この方式は多くの地方銀行カードローンで採用されており、金利変更も年間1~2回のサイクルで行われています。

地方銀行カードローンの借入限度額は大きい

地方銀行カードローンの最大借入限度額については、最低額が200万円から最大額は1,000万円までと、かなりバラつきはあるものの、10行平均で640万円と、総じて大きくなっています。

ただし資金の利用目的が個人向けと言う点から判断しても、およそ融資額は300万円もあれば十分ではないでしょうか。

その点では、西日本シティ銀行を除く、全行がその利用条件を十分満たしていると考えています。

申込・利用面に関して地方銀行は都市銀行・大手消費者金融より劣っている

オペレーターのイメージ

主要地銀10行を申込みで比較して見ると、静岡銀行カードローン・セレカのように、インターネット支店を開設して、全国から誰でも申込みができるようになっている地銀もあります。

しかしやはり圧倒的なのは、ほとんどの地銀が営業活動をしている地域内で、住民票をおいて住んでいる人か、あるいは働いて勤務先がある人か、どちらかの条件を満たせた人のみ、カードローンが利用できるようにしています。

また地方銀行カードローンのもう一つの特徴が、カードローンの契約に自行の本人名義の口座開設を義務付けている点です。
※一部、口座不要で利用できる地方銀行カードローンもあります。

もちろんカードローン申込時点で、その銀行に銀行口座がなくても、カードローン申込みと同時に口座開設すればいいルールになっている先が多いですが、口座開設には郵送等の手続きで1週間程度掛かるため、どうしてもカードローン契約が後になってしまいます。

口座開設をしつつも資金調達を急ぐ人には、地方銀行カードローンの申し込みはあまり便利な方法ではありません。

それだけに資金を急ぐ人は、貸金業者の大手消費者金融など即日融資が可能なカードローンに申込みしたほうが、態勢が整っているのでいいと思います。

また申込みを含むほとんどの手続も、地方銀行の場合は平日の営業日に行われるので、カードローンの申込みや審査を土日祝日等にも対応している大手メガバンクや大手消費者金融系に比べて、ずいぶん劣っていると思います。

審査を急がないような人は地方銀行カードローンでもいいですが、土日祝日しか休みが取れないような会社員等は、やはりメガバンク、大手消費者金融での申込みがおすすめです。

地方銀行カードローンの申し込み方法はインターネットがメイン

PCとスマートフォンの図

最近の地方銀行カードローンの申込み方法も、インターネットを使った方法が主力です。

もちろん地域性を考慮して、申込みで店舗窓口やコールセンター、郵送等の利用もできますが、やはり各行力を入れているのはネット申込みです。

ネット申込みをすれば、必要書類も自宅や職場からPC・スマホを通じて送れるので大変便利ですし、何より時間の効率化が図れるので、銀行に取っても利用者にとっても好都合です。

ただし地銀10行の中には、ネット申込みだけでは審査に不十分な場合、あえて申し込み者に店舗窓口に来ることを要請する銀行もあるので、やや時代遅れの感もしないではありません。

しかしこれが一方で、いまだ対面販売を重視している地方銀行の良さでもあるので、考え方によっては一長一短だと思います。

一方メガバンクや大手消費者金融で、ネットと共に主力の申込み手段である自動契約機は、全ての地銀で利用できません。

これは地方銀行でカードローンを申込みする時の大きなデメリットにもなります。

自動契約機で契約したい場合は、「カードローンで無人契約機を上手く活用する方法」もぜひ読んでみてください。

地方銀行カードローン申込みも地域限定型

静岡銀行等全国対応の銀行を除き、主要地銀10行のほとんどで、カードローンの申込みができる対象者が、その銀行の本支店がある営業区域内に住んでいる人か、勤務している人に限られています。

たとえば例を挙げると、横浜銀行なら、カードローンが申込みできる人は「神奈川県、東京都、群馬県の指定3市のみ」に住む人か、その中に勤務先があって働いている個人となっています。

同様に福岡銀行なら、「九州地区か山口県に在住の人か勤務先のある人、または福岡銀行に取引口座のある人」というのがカードローン受付の条件です。

これは典型的な地方銀行カードローンの特徴で、その分、自行の営業区域内の取引先との関係を重視している表れでもあります。

したがってカードローンの契約でも、もし申込者にすでにその銀行で住宅ローン、外貨預金や投資信託、給与振込口座指定等の契約があれば、カードローンで優遇金利が受けられるなどのお得なメリットもあります。

地方銀行カードローンの利用対象者は非正規雇用者でもOK

地方銀行では、パート・アルバイト・派遣社員・契約社員等の非正規雇用者に対しても、カードローンの融資対応はかなり前向きです。

筆者が調べた範囲でも、主要地銀10行のカードローンのうち、上記非正規雇用者に対して、本人が安定収入を確保していることを条件に、30万円~50万円を上限としてカードローンが利用可能としている銀行が多くありました。

パート・アルバイトの方でも申し込みOK

さらに、多くの金融機関で対応不可の年金受給者でも申し込みできる地銀もいくつかありました。

さらに2018年2月現在、メガバンクや大手消費者金融では対応不可になっている専業主婦に対しても、まだ西日本シティ銀行では、配偶者の安定した収入を条件に「専業主婦は50万円を限度に取り上げ審査できる」となっています。

銀行の自主規制強化が進んでいる時だけに、この銀行の対応はとても弾力的だと感じていますが、ただし時期が時期だけに今後はどのような状況になるかは予断を許しません。

しばらく関心を持って見守りたいと思っています。

参照元:西日本シティ銀行カードローン(西日本シティ銀行公式サイト)

地方銀行カードローンの審査基準はメガバンクほど高くない

地方銀行カードローンの審査基準は、難易度において、メガバンクのカードローンほど厳しくはありません。

ここは良い意味でも悪い意味でも地方銀行らしい特色が表れています。

ローンスペックがメガバンクや大手消費者金融カードローンほど良くもないので、せめて審査基準の高さでバランスを取っているのでしょう。

その状態を地方銀行カードローン契約と必ず条件でセットになっている保証会社の面から見ていきましょう。

以下が筆者の調べた主要地銀10行のカードローンの保証会社一覧です。

主要地方銀行カードローン保証会社一覧(2018年3月現在)
銀行名
(本店所在地)
カードローン保証会社
横浜銀行
(神奈川県)
SMBCコンシューマーファイナンス
千葉銀行
(千葉県)
エム・ユー信用
福岡銀行
(福岡県)
SMBCコンシューマーファイナンス
静岡銀行
(愛知県)
・静銀ディーシーカード
・新生フィナンシャル
常陽銀行
(茨城県)
アコム
七十七銀行
(宮城県)
七十七カード
西日本シティ銀行
(福岡県)
・アコム
・ワイジェイカード
京都銀行
(京都府)
・京都クレジットサービス
・オリックスクレジット
広島銀行
(広島県)
・ひろぎんカードサービス
・オリエントコーポレーション
・SMBCコンシューマーファイナンス
八十二銀行
(長野県)
八十二信用保証

メガバンクのカードローンも、銀行グループ内の大手消費者金融を保証会社にして、審査から契約・返済管理まで委託している先が多いですが、この仕組みはそのまま地方銀行カードローンでも取り入れられています。

ただ若干の違いは、地方銀行カードローンの場合、銀行グループ内の信用保証会社に加えて、別のカードローン商品で保証会社を外部委託しているケースがあることです。

上記の地銀のケースで言えば、静岡銀行、京都銀行、広島銀行などのケースが該当します。

筆者がかつて勤務していた地銀でも、当時は2社保証会社がありましたが、現在は広島銀行同様、3社態勢になっています。

なぜこのようなややこしいことをしているかと言うと、カードローンの品揃えを多くして、より多くの顧客を取り込むためです。

そのため審査面では、銀行グループ内の信用保証会社が審査しているカードローンは審査が厳しい一方、外部委託している保証会社のカードローン審査は審査基準が低くなる傾向があります。

大手銀行の保証会社も「カードローン保証会社の一覧まとめ」にて紹介していますので、申込前にぜひ参考にしてみてください。

指をさしてポイントを教える先生

その結果、カードローンの品揃えの豊富さで、信用力の高い層から低い層まで、幅広い層のカードローン利用者を取り込むことができるようになっています。

逆を言えば、同じ地方銀行カードローンと言っても、七十七銀行や八十二銀行のように銀行グループ内の保証会社のみ自行カードローンの保証会社としている場合は、現在でも昔からのオーソドックスな審査をしている可能性が高く、3社も保証会社がある広島銀行などに比べて、審査が厳しい確率が高いです。

ただそうは言っても所詮地方銀行であり、自行に口座を持つ取引先に対しては、カードローンを申込された場合、たとえ信用度が多少低くても、メガバンク以上にカードローン審査では地銀らしい対応をするのではないでしょうか。

地方銀行カードローンの信用照会先は全国銀行個人信用情報センター

銀行系カードローンの信用情報機関は全国銀行個人信用情報センターです。

銀行カードローンに関する信用照会はこの指定信用情報機関を通じて行われます。

信用照会では銀行は申込者の個人情報に基づき、主に返済の遅延・滞納や債務整理・強制解約・代位弁済等の金融事故歴がないかどうかチェックします。

個人信用情報機関は信用情報を保管している

2018年1月以降、銀行カードローンの審査では、通常の信用照会に加えて、警察庁への信用照会手続きが加わることになりました。

こちらはカードローンを受付した銀行が直接、預金保険機構経由で警察庁への信用照会を行うシステムになっています。

また別に、消費者金融系のカードローン会社が信用照会するのは信用情報機関CICで、クレジットカード・信販会社等の信販系カードローン会社が信用照会する信用情報機関はJICC(日本信用情報機構)となっています。

地方銀行カードローンは土日祝日の審査対応なし、在籍確認も平日対応

カードローンにおいて、大きな審査ポイントのひとつは、土日祝日対応があるかどうかという点です。

残念なことに、地方銀行カードローンでは土日祝日対応がありません。
※カードローンへの申込までは可能

大手都市銀行や大手消費者金融のカードローンは、土日祝日対応が当たり前なので、地方銀行カードローンの申込者希望者としてはその対応に不便を感じるかもしれませんね。

また土日祝日の審査対応がないので、当然審査の重要な手続きのひとつである在籍確認もこれらの日には行われません。

在籍確認のイメージ

在籍確認では電話が使われますが、地方銀行カードローンの場合は、書類のみの対応もなく必ず銀行担当者が銀行名を名乗って勤務先に電話を掛けて本人の在籍を確認します。

ところが筆者が各行の実態を調べていく中で面白いことに気が付きました。

常陽銀行カードローン・キャッシュビットのケースです。

参照元:常陽銀行

常陽銀行カードローン・キャッシュビットの公式サイトに、大きく「プライバシー対応徹底 !」とアピールしていた項目がありました。

あまり地銀の公式サイトで見かけないキャッチーな言葉だったので、何かとチェックしてみたら、要するに「在籍確認の手続において銀行名で掛けるのでなく、担当者の個人名で掛ける」ということでした。

在籍確認はスタッフ個人名でなされる

このサービスは大手消費者金融では当たり前のサービスですが、あの固かったイメージの地方銀行でも、いよいよこのレベルのサービスするようになったのかとあらためて認識した次第です。

また電話での連絡以外で在籍確認を希望する場合も大手消費者金融であれば対応してもらえる可能性があります。

例えば、アコムでは在籍が証明できる書類提出で在籍確認の変わりとしてもらえる可能性もありますし、そもそも電話なしのSMBCモビットWEB完結なども検討しておきたいところです。

借り入れ方法も限定的で利便性に劣る

審査が通り契約が終わるといよいよ借入れです。

地方銀行カードローンの特徴は、借入れ方法においても限定的であることです。

主な借入れ方法は以下の2つに分かれます。

インターネットバンキングによる振込融資
ローンカードを使った自行ATMならびに提携金融機関・コンビニATMからの借入

これ以外にも銀行から直接本人口座に振込する融資方法もありますが、取扱いしている先も少なく、また初回限定など極めて限られたサービスになっています。

さらにメガバンクカードローンや大手消費者金融キャッシングに比べても、提携金融機関も少なく、ATMが利用できる先も少ないです。

ただしこれはカードローンの発行先が地方銀行であるため、利用も地域限定的であることから仕方のない面もあります。

ローンカードでキャッシングするイメージ

もう一つのデメリットは、ATM借入れで、コンビニATMを利用した場合、メガバンクや大手消費者金融では当たり前の手数料無料対応が、地方銀行カードローンの場合は、多くが有料対応となっており、明らかに商品内容・サービス面で劣っている点です。

また最近の傾向ですが、メガバンクを起点に地方銀行カードローンにも自主規制強化の動きが入っており、すでに2018年1月から銀行各行では即日融資ができなくなっているのは周知の事実です。

すでに各銀行の公式サイトからも「審査最短○分」等の文字もなくなっています。

筆者の調査によると、すでに主要地銀10行のカードローンでも、この傾向が顕著で、50万円を超える限度額の申込みをする場合は収入証明書の提出が必須になっているとか、京都銀行、七十七銀行のように明確に商品概要書に「カードローン限度額は本人年収の3分の1以内とする」と明記している銀行もありました。

地銀各行とも今のところ、まだ「パート・アルバイト・派遣社員・契約社員」等へのカードローン販売を行っている状況ですが、この自主規制強化の傾向により、これからさらに審査面は厳しくなることが予想されます。

もし非正規雇用の人が、地方銀行カードローンを手に入れたいのなら、今後審査がより厳しくなる前に、早めに申込みして審査を受けておいた方がいいのかもしれません。

返済では管理が重要

カードローンで借入れすると次に待っているのは返済です。

自分の信用情報に傷をつけないためにも、返済は銀行と約束した約定返済日を守って、きちんとルール通り返済しなければなりません。

また無理のない返済をするためにも、借入前には、返済額シミュレーションを使って、自分がどれぐらいの返済額までなら無理なく毎月返済できるか、そのためには借入の額はどれぐらいまでに押さえておいたらいいのかなど、返済プランをきちんと立てておく必要があります。

返済方式のメリット・デメリットを知っておくこと

カードローンの返済方式は、カードローンの発行先が地方銀行であろうと、メガバンク・大手消費者金融であってもほぼ同じです。

借入後残高スライドリボルビング返済がその主流です。

借入後残高にスライドして毎月返済額が決まってくる方式ですが、返済金額が一定期間、定額なので利用者にとっては、管理が簡単で便利な支払い方式になっています。

リボ払いについては、「リボ払いとはなにか?その仕組みと各社カードローンの対応」で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

リボ払いは月々の返済額が一定

また銀行によっては、毎月の最低返済額だけ決めて、後は適宜それに上乗せで自由に返済しても良いという弾力的な銀行もあります。

しかしこの返済方式には落とし穴もあるので注意です。

悩む先生

まずこの返済方式ではそもそも返済回数も最終返済日も決まっていません。

それどころか、追加借入して借入残高が増えるたびに、最終返済日が先に延びていきます。

一方毎月返済金額は変わらないので、それに安心して油断していると、いつの間に知らないうちにかなりの余分な利息を支払うことにもなります。

それだけにこの方式でカードローンを返済する時には、シッカリとした借入に対する意識が必要になるのです。

また時には、繰上げ返済で借入元金を減らすのもいいと思います。

資金の余裕にある時に元金の一部を、あるいは全額を繰上返済することで、支払利息が軽減でき総支払額も減らすことができます。

ただし銀行によっては繰上返済に手数料を設定している先もあるので、繰上返済の回数が増えると支払い負担も増えることから、その手数料の有無や金額も事前にきちんと確認しておいて下さい。

返済方法は口座引き落としが便利

消費者金融への口座振替のイメージ

カードローンの返済方式が理解できたら次は返済方法についてです。

地方銀行カードローンの返済方法での主流は、取引銀行口座からの引き落とし(口座振替)です。

地方銀行カードローンの場合、ほぼ全ての銀行が自行での口座開設をカードローン発行の条件としているので、返済方法に口座振替を選ぶことは全く難しくなく、むしろ便利だと思います。

もちろん自行や提携先のATMを利用して、毎月の返済を支払うこともできますが、ATM返済の場合は、ATMでの借入同様、銀行によって手数料が掛かることもあり、それに比べると口座振替は全行無料対応なのでとても有利です。

返済はかなりの回数を伴うものなので、返済に関する手数料の有無は、カードローン利用者にとってとても重要なチェックポイントです。

ただ口座振替の場合は、毎月所定の日に自動的に口座から返済金が引き落としされるので、残高不足にならないよう定期的に口座のチェックが必要になります。

地方銀行カードローンにも利息のキャッシュバックがある

地方銀行カードローンの場合、大手消費者金融のメインサービスとなっている無利息サービスがありません。

大手消費者金融のプロミスアコムが設ける無利息サービスは、借入から30日間も金利ゼロで利用できるので、とても魅力的なサービスのひとつですが、残念ながら地方銀行にはこのようなサービスはありませんでした。

アコムの利用がはじめてなら30日間金利0円

しかし銀行と消費者金融の垣根を超えた競争激化の中で、ついに一部の大手銀行から、無利息サービスではないものの、実質的にはそれと同等な効果のあるサービスが現れてくることになりました。

それが利息のキャッシュバックです。

利息のキャッシュバックというのは、一度カードローンで借入した利用者がそれに関する金利を払った後、一定期間後に銀行からその間に支払った金利を戻してもらうことを言います。

今回紹介している主要地銀10行のカードローンの中で、その利息キャッシュバックをやっているのが静岡銀行カードローン・セレカです。

セレカではなんと、無利息サービスの最大30日どころか、最大45日分のキャッシュバックを実現させています。(ただし新規契約先のみ)

あらためて2018年3月現在で「銀行、カードローン、利息キャッシュバック」でネット検索してみたところ、地方銀行カードローンで検索に掛かる先はありませんでしたが、ネット銀行(ネットバンク)や第2地銀ではいくつか利息キャッシュバックを実施している先が見つかりました。

今後、同じような対応を始める地方銀行が出てくるかどうか、興味津々ですが、引き続きこちらの動向も注視していきたいと思っています。

まとめ

地方銀行カードローン一覧まとめとして、主要地銀10行のカードローンを元に、地方銀行カードローンの特徴や利用方法、利用上の注意点など、さまざまな視点から解説しました。

筆者の考える地方銀行カードローンの利用に向いている人は、その地方銀行に口座開設して利用中の人ですぐにネットでカードローンが申込みできる人や、融資スピードよりまず金利の低さを重視してカードローンを利用したい人だと考えています。

いったん地方銀行カードローンを手にすることができれば、金利も低く、ライフプランの中でカードローンを色々な目的のために、安心して利用できるものと考えています。

このまとめ記事が、地方銀行でこれからカードローンを利用したいと考えている人の参考になれば幸いです。

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