審査なしのカードローンなら無職でも即日借りれるの?

更新日:2019/12/23
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大手の消費者金融では自動契約機や窓口、インターネット申し込みを利用すると、申込んだ当日に融資を受けることも可能です。

その柔軟かつスピーディーな対応からも消費者金融会社の審査は銀行融資に比べて通過しやすいというイメージもあります。

では、消費者金融は審査なしでも利用できるのでしょうか?
もしそうだとしたら無職でも即日融資が可能ということになるのでしょうか?

今回は消費者金融のカードローン審査について、その審査基準や審査を通過する目安などを解説しましょう。

無職でも審査を通過する可能性

それでは最初に消費者金融のカードローンの審査基準で無職でも審査通過をする可能性を探ってみましょう。

審査なしの消費者金融はあるか?

悩む万年係長のイメージ

消費者金融に限らずお金を貸付する場合に審査をしない金融会社は存在しません。

これはお金の貸付だけでなく提供するサービスにリスクが伴う場合は必ず審査が行われます。

例えばキャッシング枠がないクレジットカードでも、ショッピング利用にも立替払のリスクが伴うので必ず審査します。

審査なしのカードは前払方式のプリペイドカードや同時引き落としのデビットカードだけとなります。

これらのカードにはリスクが存在しないので、審査なしでも利用できるからです。

それでは無職でも審査を通過することはあるでしょうか?

無職とは何か?

消費者金融に限らずあらゆる与信会社や金融機関が審査をする目的は、返済能力があるかどうかを判断するためです。

そのため、定期的な収入がなければ審査を通過しないというのが原則です。

また、返済能力が高いほど高額な融資でも審査を通過し、返済能力が低いほど融資額は少なくなるという点も原則となります。

これらの原則を考えた場合、無収入では審査を通過しないというのは明らかです。

しかし、厳密に言えば「無収入=無職」ではありません。

笑顔のパート主婦

無職を職に就いていないという意味で考えると、主婦や年金受給者も無職ということになります。

また、投資家や不動産賃貸業に従事していても「働いている」という点から考えると、無職と考える人がいてもおかしくありません。

主婦や年金受給者でも融資審査を通過する可能性はあり、投資家や不動産賃貸業でもカードローン利用者はいます。

つまり審査を通過できないのは無職というよりも、無収入が原因であることがわかります。

パート・アルバイトでも収入があれば審査を通過する可能性があり、審査を通過するかどうかは与信会社の審査基準によって違うということです。

それでは個別に無職と考えられるケースで審査を通過するかどうかを検証してみましょう。

無職でも審査を通過するケース

一般的に仕事をしていないという意味で無職を定義した場合、以下の無職が考えられます。

  • 会社を退職した場合
    求職中(失業保険受給)
    定年退職
    新しい就職先が決まっている
  • 専業主婦
  • 学生
  • 年金受給者(障害者年金含む)
  • 生活保護給付金受給者

カードローンの審査ということではパート・アルバイトをしていない学生・専業主婦は審査を通過しません。

年金受給者は年齢や申し込み金額の問題はありますが、基本的には定期的な収入があると判断されます。

しかし、生活保護の給付金は仕事が見つかるまでの一時的な給付金という意味があるので、定期的な収入があるとはみなされません。

また、給付金は税金が財源なので借金の返済には使用できず、むしろカードローンを利用していると給付が停止となる可能性が高いでしょう。

悩む先生無職でカードローン利用ができない場合の対策とは」でも詳しく解説していますが、失業中も審査の通過は難しくなります。

失業保険を受給していても受給期間には限度があり、安定した収入とはなりません。

就職が内定していたとしても勤務年数がゼロの状態ではやはり審査は通過しません。

また、定年退職で退職金をもらっていたとしても、それは収入ではなく資産なので安定した収入にはならず、やはり審査は通過しません。

上記の中で審査を通過する可能性が高いのは年金受給者だけということになります。

なお、申込書に勤めていない勤務先やすでに退職した勤務先を記入しても、在籍確認が行われるのでごまかすことはできません。

勤務先に直接電話連絡するからです。

在籍確認のための電話連絡先のサービスもありますが、発覚すれば確実に却下となります。

申込書に虚偽の記載をすることは、かえって却下の可能性を高くするだけなのでやめましょう。

カードローン審査では安定した収入が不可欠

結論を言えば無職・無収入では消費者金融のカードローンでも審査は通過しません。

多少不安定な収入でも定期的な収入があれば、カードローンの利用枠を減額して審査を通過する可能性があります。

しかし、カードローン審査では安定した収入以外にも、審査を通過するために重要な審査項目があります。

それは個人信用情報機関の情報に事故情報がないということです。

個人信用情報機関にはCIC(シー・アイ・シー)、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つがありますが、消費者金融はCICとJICCに加盟しています。

CICやJICCは正常な利用情報の他に、独自の情報共有ネットワーク「CRIN(クリン)」を使って、延滞記録や事故情報も審査のために提供しています。

CRINのイメージ

却下の原因としては個人信用情報機関の事故歴は最も強いマイナスの影響があり、高い年収や社会的地位があっても審査は通過しません。

個人信用情報機関の事故歴は延滞情報・自己破産情報・保証履行・債務整理情報などで、異動情報やブラック情報、ネガ情報、金融事故とも呼ばれています。
もし、あなたが自己破産者であれば「自己破産者がカードローン・クレジットカードを再び手にする方法」から読んでみてください。

これらの情報は5年間個人信用情報機関に記録されているので、その間は審査通過まず難しいと考えられます。

もし過去に事故歴があったり、何度か滞納をしていた時があるという自覚がある場合、個人信用情報機関に情報開示申請をしてカードローン申し込み前に自分の信用情報を確認しておきましょう。

個人信用情報機関に記録が残っている限り審査を通過することはありません。

即時融資が可能なケース

基本的に安定した収入があれば審査に通過する可能性はありますが、即日融資ができるかどうかは消費者金融業者によって違います。

即日融資が可能なケースはどのような場合でしょうか?

窓口申し込みができる場合

直接窓口で申し込みをすれば、その場で審査が行われカードを受け取ることができるので、即日融資も可能となります。

しかし、これは消費者金融会社に限られます。

銀行カードローンは窓口で申し込みをして、仮に審査を通過したとしても即日融資はできません。

消費者金融は即日融資が可能ですが、大手消費者金融でなければ店舗数が少ないので、現実的には窓口申し込みができないというケースが多いでしょう。

その場合はインターネット申し込みが自宅でもできるので便利です。

インターネット申し込みの場合

新人OLのイメージ

インターネット申し込みは消費者金融や銀行でも利用することができ、審査結果も早いので便利です。

しかし、融資を実行するには契約書の作成とカードの受け渡しが必要となるので、郵送では即日融資はほとんど不可能となります。

そのため審査を通過してから店頭や自動契約機で契約書作成と、カードの受け取りをする必要があります。

これも全国展開をしている大手消費者金融でなければ、有人店舗も無人店舗も近くにないということになります。

その点、最初から大手消費者金融の自動契約機を利用すれば、その場でキャッシングが可能になります。

自動契約機の場合

大手消費者金融にはプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)、アコム、SMBCモビットなどがありますが、自動契約機を展開しているのはプロミスとアコムです。

プロミスもアコムも全国に1,000台以上の自動契約機があるので、ほとんどの人が利用できるというメリットがあります。

プロミス 無人契約機の設置台数 業界NO1

もちろんATMも同時に設置しているので、即日融資が必要な場合は自動契約機を利用するのが最も確実です。

ただし自動契約機を利用する場合は、本人確認書類など必要書類を事前に確認してから利用しないと二度手間になります。

50万円を超える申し込みの場合は、収入証明書も必要となるので注意しましょう。

審査に通過するかどうか不安があるというときは、インターネットで申し込みして審査通過を確実にしてから自動契約機を利用するといいでしょう。

審査に不安がある場合の対処方法

審査の不安要素によって対処方法が違ってきます。

過去に事故歴があるという場合は少なくても5年以上経過してから申込みましょう。

勤務年数が短く低年収という場合は、カードローンよりも審査に通過しやすいクレジットカードを先に作りましょう。

キャッシングを利用する目的ではなく、ショッピング利用をしてクレジットヒストリー(クレジット利用歴)を作るのが目的です。

個人信用情報機関は信用情報を保管している

良好なクレジットヒストリーを作っている間に、勤務年数や居住年数も長くなるので、審査が通過しやすくなります。

これらの対処方法は時間がかかりますが、どうしても即日融資が必要というケースには、すでに多重債務者となっていて返済のための借り入れが必要という場合もあります。

この場合は一時しのぎの即日融資よりも根本的な解決が必要です。

弁護士など専門家に相談して債務整理を検討することが最短の解決法となります。

まとめ

カードローンは審査なしでも無収入でも作ることができないということがおわかりいただけたでしょうか?

お金を借入するためには審査が必要で、審査通過には返済能力が必要なのです。

消費者金融系カードローンは審査が簡単というイメージがありますが、貸金業者がサラ金と呼ばれていた時代とはまったく違います。

審査基準は借入金額と金利が大きく影響しますが、銀行カードローンと金利差が小さくなった現在では、審査基準の差も少なくなっています。

無職や審査なしでカードローンを持つことを考える前に、安定した収入を得ることを考えましょう。

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