カードローンの損をしない返済方法とは?各社の返済方法を比較

更新日:2020/02/14
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突然、どうしても手元にある以上のお金が必要になったとき、カードローンを利用するのも賢い選択肢です。
カードローンの中には、申込から最短即日で借入できるものもあるので、急に現金が必要になったときのピンチを救ってくれるかもしれません。

ただし、カードローンを借りた後は、借りたお金に利息をつけて返していくのが必須。

カードローンの利用を検討しているみなさんは、ちゃんと返済のことまで考えていますよね?
カードローンを賢く利用するためには、計画的に返済する方法を身につけておく必要があります

お金を借りる前に、計画的に返済する方法を知っておけば、余計な利息を支払って、損をすることを防ぐことができるからです。
計画的な返済方法を知るためには、自分がいくら借りたのか、毎月いくら返済する必要があるのか、どんな返済手段があるのか、そして、返済できなかったらどうなってしまうのかを正確に把握しておきましょう。

この記事では、カードローンを賢く利用するために、カードローンの損をしない返済方法を紹介していきます。
代表的なカードローン各社が、どんな返済方法をとっているのかも比較しているので、カードローン選びの際にもお役立てください。

カードローンの返済方法とは

指をさしてポイントを教える先生カードローンの返済方法は大きく「約定返済」と「臨時返済」の2つに分けられます。
それぞれの返済方法について見てみましょう。

約定返済とは

約定返済とは毎月(あるいは決まった期間)決まった金額を、決まったタイミングで返済していく返済方法です。

カードローンの返済方法の基本と言えます。

臨時返済とは

臨時返済とは、自分の決めたタイミングで返済する方法です。
繰上返済や任意返済、随時返済などカードローンのよってさまざまな名前があります。

カードローンの返済方法はあくまで約定返済が基本。
なので、臨時返済は自分の都合やタイミングに合わせて、約定返済にプラスアルファで返済する方法と覚えておきましょう。

返済額の決まり方

約定返済では、毎月の最低返済額(約定返済額)に従って返済していくことになります。
次に、毎月の最低返済額の決まり方を解説します。

返済額はカードローンごとに異なる

実は、カードローンの返済額は、カードローン会社によってばらばら。
なぜなら、カードローン会社ごとに返済額の算出方法が決まっているからです。
つまり、同じ借入残高でも利用したカードローン会社によって最低返済額は異なってきます。

ただし、どのカードローン会社を利用しても借入金額によって返済額が変わってくるのは共通事項です。

そして、借入残高が大きければ大きいほど、返済額も大きくなります。

カードローンを利用して50万円を借入れたとき、初回の返済時に返済する各社の最低返済額を比較してみました。

プロミス 50万円×2.53%=12,650円→1,000円未満切り上げで13,000円
アコム 契約限度額によって異なる。
50万円×3.0%=15,000円または50万円×4.2%=21,000円
レイクALSA 貸付利率(実質年率)18.00%でシミュレーション
14,000円(返済回数51回)
SMBCモビット 40万超えて50万円以下の場合13,000円
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック 40万円超~50万円以下の場合10,000円
みずほ銀行カードローン 1万円以上100万円以下の場合10,000円
三井住友銀行カードローン 40万円以上50万円以下の場合10,000円(借入残高50万円の場合)
りそなプレミアムカードローン 1万円以上~50万円以下の場合10,000円
楽天銀行カードローン(楽天銀行スーパーローン) 30万円超50万円以内の場合10,000円

表を見ていただければわかるように、同じ50万円の借入残高でも、初回に返済する最低返済額には差があります。

返済計画を立てるためには、どこで借りれば、自分の返済できる範囲の最低返済額で返済できるのかを把握しておきましょう。

返済額は返済方式によって変化する

あカードローンの返済方式によって、返済額が決まるパターンが以下の2つに分かれます。

  • 期日の借入残高によって返済額が決まるパターン
  • 直近の借入残高に応じて返済額が決まるパターン

納得する係長つまり、
「約定返済日時点での借入残高」
または
「直近で借入を行った日の借入残高」
どちらかによって返済額がことなるのです。

例えば、三菱UFJ銀行カードローンバンクイックなら、「約定返済日時点での借入残高」によって返済額が変わります。
よって、毎月返済を重ねて借入残高を減らしていけば、毎月の返済額も少なくなっていく仕組みです。

一方、SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスは、「直近で借入を行った日の借入残高」によって返済額が異なります。

毎月返済を続けても、新たな借入をしない限り返済額が変わることはありません。

毎月の返済には利息が含まれる

カードローンの毎月の返済額には、利息分も含まれています。

というよりも、各カードローンの最低返済額は、半分程度が利息負担になっているのです。

例えば、さきほど紹介したプロミスで50万円を借入れた場合、初回の最低返済額は13,000円でした。

このとき、50万円を上限金利の17.8%で借り入れていたとすると、初回の1ヶ月で支払う利息は約7315円でです。

500,000×17.8%÷365日×30日=7315

つまり、約定返済額の56%は利息の支払いに充てられているのです。

最低返済額だけを返す約定返済では、元金をなかなか減らせないことを覚えておかなければいけません。

カードローンを返済するための5つの手段

笑顔で「コチラ」と言っている先生カードローンの返済には、以下の5つの方法があります。

  • 口座振替(自動引落)
  • 提携ATMや自行のATMを利用したATM返済
  • ネットバンキングからの返済
  • 口座振込
  • 店頭窓口での返済

5つの返済方法をそれぞれ解説していきます。

口座振替(自動引落)

口座振替は、あらかじめ指定した口座から、決まった日に約定返済額が自動引き落としされることで返済する方法です。
指定した口座にお金があれば、返済し忘れる可能性が一番低い返済方法でしょう。
ただ、期日に引き落としのため、約定返済額以上の返済ができないことが多くなっています。

ATM返済

atmのイラスト各カードローンの提携ATM、また銀行カードローンならその銀行ATMを使って返済する方法です。

自宅や勤務先の近くのATMを使ったり、24時間いつでも返済できたりと手軽に返済できる方法ですが、コンビニATM利用時や時間外など、場合によっては手数料が発生します。

ネットバンキングから返済

オンライン上のネットバンキングを利用して返済する方法です。

自宅など好きな場所からいつでも返済できますので、忙しい人やカードローンの返済を周囲にバレたくない人にもおすすめです。

ただしカードローンによって、返済に対応しているネットバンキングの金融機関が決まっています。
さらに、ネットバンキングを利用するために事前に金融機関とネットバンキングの契約が必要になることも注意しておきましょう。

口座振込

振込専用の口座に返済額を振り込んで返済する方法です。

振込時に支払う振込手数料は、カードローン利用者負担となります。

店頭窓口

銀行カードローンカードローンの店頭窓口に行って返済する方法です。

ただし、店頭での返済に対応しているものとしていないものがありますので、事前に確認したうえで店頭へ向かうようにしてください。

主要なカードローンの返済方法を比較

主要なカードローンの返済方法を以下にまとめました。

  返済方式 約定返済額
※借入残高による
金利 口座振替
(自動引落)
ATM ネットバンキング 口座振込 店頭窓口
プロミス 残高スライド元利定額返済方式 1,000円
~10万円
年4.5%
~17.8%
アコム 定率リボルビング方式 1,000円
~12万円
年3.0
~18.0%
レイクALSA 残高スライドリボルビング方式
元利定額リボルビング方式
3,000円
~7万円
年4.5
~18.0%
×
SMBCモビット 借入後残高スライド元利定額返済方式 4,000円
~16万6,000円
年3.0
~18.0%
×
バンクイック 残高スライドリボルビング方式 2,000円
~10万円
年1.8
~14.6%
×
みずほ銀行カードローン 残高スライド方式 1万円
~9万円
年2.0
~14.0%
×
三井住友銀行カードローン 残高スライド方式 2,000円
~7万円
年4.0
~14.5%
×
りそなプレミアムカードローン 残高スライド方式 1万円
~9万円
年3.5
~13.5%
× ×
楽天銀行スーパーローン 残高スライドリボルビング返済 2,000円
~10万円
年1.9
~14.5%
×

損をしない返済方法のポイント

ポイントのイメージカードローンの上手な返済のために覚えておきたい4つのポイントを解説します。

  • 積極的な臨時返済をして返済総額を減らす
  • 早めに返済して利息負担を減らす
  • 周囲へバレるのを防ぐなら銀行ATM返済がおすすめ
  • 返済のために他社からの借入は危険

積極的な臨時返済で返済総額を減らそう

最低返済額には利息が含まれています。

そのため、最低返済額だけで毎月返済しているとなかなか元金が減らず、その分だけ返済期間が長くなり支払う利息も増えるため、返済総額が大きくなることになるのです。

よって、手元のお金に余裕があるときは積極的に臨時返済して、返済総額を減らすようにしましょう。

とはいえ、「なかなかお金に余裕がない」という人も多いでしょう。

また、「臨時返済によって生活費がなくなってしまった…」ということでは本も子もありません。

日本貸金業協会の調査によると、借入がある人のうち約4人に1人はボーナスを活用して返済しています(「日本貸金業協会|資金需要者の現状と動向に関する調査結果報告」より)。

ボーナスや臨時収入が入ったら臨時返済に充てるなどすれば、効率よく返済総額を減らせるでしょう。

利息の負担を減らすなら早めの返済

グッドサインの若手社員イメージ返済期間が短ければ短いほど、それだけ支払う利息が少なくて済みますので、返済負担を減らせます。
あらかじめ返済期間を決めて、計画的に返済していくようにしましょう。

まずは「いつまでに返済する」という日を決めてから、返済シミュレーションを使って毎月いくら払うことになるのか確認します。

無理のない範囲で返済できる期間と返済額をシミュレーションしたうえで、返済完了の目標を決めてください。
それに従って返済していくと短い返済期間での返済も不可能ではありません。

周りにバレたくないなら銀行ATMで返済

家族や勤務先の人など、周囲にカードローンの利用がバレたくないという理由から、鉢合わせなどを避けるためにATMで臨時返済ができないという人もいるでしょう。

この場合、銀行ATMを使っての返済がおすすめです。

銀行ATMはカードローンの返済だけでなく、銀行への預金や引き出しにも使われます。

そのため、銀行ATMによる返済ならたとえ誰かに利用しているところを見られても、カードローンの返済ではなく、お金の預け入れをしているだけだと思われる可能性が高いです。

ただし、銀行ATMでの返済時には手数料が発生することがあります

手数料は充当順位第1位なので、返済額のうち元金よりも優先されてしまうのです。

手数料を損しないためには、銀行ATMによる返済が手数料無料で利用できるカードローンを選ぶ方法があります。

例えばプロミスなら、三井住友銀行ATMで返済するさいに手数料がかかりませんよ。

返済のために他社から借入るのは絶対NG

NGの画像カードローンの返済がきびしくなり、その返済のために他社から借入するのは絶対にやめましょう。

例えばA社のカードローン返済のためにB社から借入をするとします。

その後はB社の返済のためにC社から借入を行う…という、自転車操業状態になってしまい、どんどん返済負担が増えていきます。

「カードローンでお金を借りた10人中1人が、カードローンの返済のためにお金を借りている」というデータがあります(「金融庁|貸金業利用者に関する調査・研究」より)。

こうなってしまうと、なかなか借金地獄から抜け出せません。
借入を返済するために他社から借り入れるのは、返済期間が長引く原因となりますので、絶対にやめましょう。

返済に遅れると遅延損害金が発生

カードローンでの返済を怠ると、遅延損害金の支払いや信用情報に傷がつくなどのペナルティがあります。

返済が遅れそうなときには、必ず事前に対策をしておきましょう。

返済が遅れる前に必ず連絡すること

携帯電話の画像もしも返済が期日までに間に合いそうにない場合は、そのままにせず、カードローン会社に必ず事前の電話連絡を行いましょう。

カードローン会社は、相談のうえ直近の返済を、最低返済額すべてではなく利息の支払いのみに変更してくれる場合があります。

また、うっかり返済日を忘れてしまい、返済が遅れてしまうこともあるでしょう。

返済日を忘れてしまうのを防ぐには、あらかじめ返済日を登録メールアドレス宛にお知らせしてくれる、「ご返済日お知らせメールサービス」のあるカードローンを利用するのがおすすめです。

もしも返済が遅れたら

スマートフォンを持って悲しむ新人OLもしも返済が遅れた場合は、遅延損害金を払うことになります。

遅延損害金は、年率20.0%を日数に応じて支払っていくことになりますので、返済額がさらに増え、返済負担も増えてしまうのです。

また、返済遅延があまりにも長い、または何度も遅延を繰り返していると返済能力がないとみなされ、自分の信用情報に傷がつくことになります。

カードローンの強制解約からの一括返済の危険性もあり、その他のローンがしばらく組めなくなることもあります。

必ずカードローンの返済には遅れないようにしてください。
もしも遅れそうな場合は、そのままにせず必ずカードローン会社へ相談の電話を入れましょう。

まとめ

カードローンで借りたお金は、当然、返済していかなければなりません。

返済の方法や計画は、カードローンでお金を借りる前に把握しておくと、後から困ったことにならずに済みます。

困ったこととは、返済に行き詰まり、どんどん返済期間が長くなり、返済総額も増えてしまうことです。

一番おすすめの返済方法は、借りる前に返す日を決めてから返済していく方法です。

何日までに返すと決めておけば、毎月いくら返済する必要があるのか、その返済額は自分の収入と見合っているのか、事前に把握できます。

そうすることで、無理な借入もしなくて済み、余計な利息を払うこともなくなるでしょう。

カードローンを利用するなら、自分に合った返済方法を見つけてから、計画的に利用してくださいね。

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