カードローンの返済方法とは?利息負担を抑えるためのコツ

更新日:2018/04/19
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カードローンを利用する人の中には、返済についてあまり考えないまま契約する人も多いようです。

返済について何も考えずにお金を借りると、
「月々きちんと返済してるのに、なかなか借入残高が減らない」
「ATM手数料で結構損してるかも?」
など、後々困ったことになり兼ねません。

既に借入中で返済の悩みを持ってこのページにたどり着いた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

返済方法を少し工夫するだけで、ずっと便利でお得な取引が可能になりますよ。

これからカードローンを申し込む人、既に利用中の人にも役立つ、返済方法の選び方と、利息を抑えるコツをお教えします。

カードローン返済に人気なのはATM

カードローンの返済方法は、消費者金融や銀行カードローンなど、金融業者によって少し違いはあるものの、主だった方法は同じです。

まずは、大手金融業者各社が用意している主な返済方法を紹介します。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った返済方法を探してみましょう。

主なカードローン返済方法

  • ATM(自社ATM/提携ATM)
  • 口座振替(口座引落)
  • ネットバンキングでの返済
  • 銀行振込
  • 店頭窓口

もっとも手軽で多くの人が返済に利用しているのがATMです。

ATMは大きく分けて2種類、自社ATMと提携ATMがあります。
いずれもローンカードがあれば事前手続き不要で現金を手にすることができます。

ATMの操作方法は簡単で、画面の案内に従って操作していくだけ。

ATMまで行く面倒はありますが、提携コンビニATMであれば、勤務先や家の近くにある人も多く、早朝深夜など時間を気にせず返済可能です。

ただし、毎月一度の約定返済をATMで行ってしまうと、うっかり返済期日を忘れて延滞してしまう危険性が高いので注意が必要です。
ATM返済はどちらかというと、約定返済よりも臨時返済向きの返済方法だといえます。
※臨時返済についてはのちほどくわしく解説します。(スキップする

提携ATMで特に便利なのがコンビニ

金融業者によってさまざまな提携先のATMが利用できますが、もっともメジャーで使い勝手のいいのがコンビニATMです。

代表的な提携コンビニATMには、セブン銀行ATM(セブンイレブン)、ローソンATM、イーネットATM(ファミリーマート、ミニストップ等)などがあり、すべてほぼ24時間返済に使えます。
※“ほぼ”24時間というのは、たとえばセブン銀行ATMは利用時間が23時50分~0時10分となっていたり、各社メンテナンス等で一時使えない時間帯があるため。

ただ、提携ATMは基本的に利用手数料がかかるのがデメリットです。

提携ATM利用手数料
取引額 1万円以下 108円
取引額 1万円超え 216円

しかし、レイクALSA(アルサ)、三井住友銀行カードローン、三菱UFJ銀行カードローンのように、一部には提携ATMもすべて利用料無料というカードローンもあります

カードローンを選ぶ際、手数料無料になるATMがどれだけあるかというのも、チェックポイントのひとつですね。

自社ATMは手数料がかからない

ローンカードでキャッシングするイメージ

自社ATMの魅力は、消費者金融・銀行カードローンともに利用手数料がかからないという点です。

消費者金融の場合、無人・有人店舗内に設置されているカードローン取引の専用ATMとなります(一部設置のない店舗あり)。

また、銀行カードローンであれば、銀行ATMでカードローン返済も行えるようになっています。

営業時間は設置店舗の営業時間に左右されるので、利用時に公式サイトなどで調べておくと安心です。

口座振替

銀行への口座振替のイメージ

口座振替は、返済日になると、利用者の銀行口座から返済金が自動引き落としされるので、返済の度に入金手続きをする手間がかかりません。

ATM返済と違い、口座振替で約定返済をすませれば返し忘れが防げます

ただし、登録口座に返済額以上を入金してあることが前提で、引落日に利用残高が不足していると延滞扱いとなってしまう点には注意してください。

また、口座振替で返済するには事前手続きが必要で、登録する普通預金口座の情報や届印が必要になります。
※金融業者によっては、最初から最低返済額の返済は口座振替のみと決まっているところもあります。

カードローンによっては口座振替に登録できる普通預金口座が「自行口座」や「提携先の口座」のみに限定されているケースもあります。

ネットバンキング

ネットバンキングによる返済は、各金融業者の会員専用サイトを通じて行う返済方法です。

パソコンやスマホからいつでも返済手続きができ、利用手数料もかかりません

しかし、登録する金融機関でインターネットバンキングを利用できることが条件となります。

銀行振込

銀行振込返済は、金融業者の銀行口座に返済金を入金する方法です。

振込先は金融業者の指定口座となり、銀行指定の振込手数料がかかります。

悩む先生

銀行振込手数料はATM利用手数料よりも高いので、もっとも手数料のかかる返済方法と言っていいでしょう。

また、振込が反映される時間が金融機関の営業時間に左右されるので、早朝夜間、土日祝日に返済が行えません。

銀行振込での返済は、近くにATMがない人、インターネットが苦手な人に向いていますが、決してメリットがあるとは言えない返済方法です。

店頭窓口

店頭窓口返済は、金融機関の店頭窓口から直接現金で返済する方法です。

窓口の担当者と直接話せてお金の相談もできるので、カードローン利用に慣れていない人に安心感の高い返済方法です。

しかし、金融業者各社とも店舗数は多くないので、近くになかったり、また営業時間が短かったりと、実際のところ利用者は多くありません。

返済日は給料日後の日付に設定しよう

日めくりカレンダーのイメージ

カードローンは一般的に月に1回返済日があります。

返済日の設定については、契約時に複数ある候補日(5、15、25、月末など)の中から好きな日を選択できたり、金融業者の指定日のみとなっていたり、金融業者によって対応が異なります。

もし返済日を自分で決められるのであれば、預金口座に余裕のある給料日直後にするのがいいでしょう。
返済日が給料日前だと、お金に余裕がなく返すのが苦しくなるかもしれません。

ちなみに返済日がカードローン会社や銀行の休業日にあたる場合、翌営業日が返済日となります。

最低返済額は各社さまざま

カードローンを契約すると、利用者ごとに最低返済額(約定返済額とも言う)が設定されます。

最低返済額とは、毎回の返済で最低限支払わなくてはいけない金額のことです。

ほとんどのカードローンでは、毎回の返済について最低返済額以上ならいくら払ってもOKという仕組みになっています。

指をさしてポイントを教える先生

最低返済額の設定は、請求確定日時点の借入残高によって行われます。
請求確定日や算出方法といった返済方式は金融業者によって異なり、詳しい情報が金融業者の公式サイトに掲載されているので、申し込み前に見ておくといいでしょう。

最低返済額は金融業者によってかなり差があるので、事前に知った上でカードローンを選ばないと、返済しづらくなる可能性があります。

参考までにみずほ銀行カードローンとプロミスの返済額を比較してみます。

利用残高 みずほ銀行カードローン
最低返済額
プロミス
最低返済額
1万円 10,000円 1,000円
10万円 10,000円 4,000円
30万円 10,000円 11,000円
50万円 10,000円 13,000円
80万円 10,000円 21,000円
100万円 10,000円 26,000円

※みずほ銀行カードローンは利用限度額200円未満の場合

みずほ銀行カードローンは、借入残高1~100万円については、最低返済額は1万円です。

一方プロミスは、最低返済額は1,000円からこまかな設定がなされています。

たとえば、借入額が10~20万円程度であれば、プロミスの方が少しずつ返していくことが可能です。
逆に借入額が高額になる場合は、みずほ銀行カードローンの方が最低返済額は少なくなりそうですね。

悩む学生アルバイト

月々の返済額が少ないと、月々の負担は軽いですが、返済期間が長引き、利息がかさみます。
逆に返済額が多いと、月々の負担は重くなりますが、返済期間が短縮でき、利息が抑えられます。

カードローンの利息は日割り計算なので、少しでも支払総額を減らしたいなら返済期間を短縮する工夫が必要なのです。

返済シミュレーションで返済額を見直そう

何も考えずに最低返済額を支払っていくだけでは、借入日数がズルズルと長引き、支払総額が膨らんでしまいます。
賢くカードローンを利用するには、自分がいくら利息を払うことになるのか、どのくらいの期間で返し終わるのかなど、具体的なイメージを持つことが大切です。

下記はすべてのカードローンに共通して使える、利息の計算式です。

◆利息の計算方法
借入額×金利÷365×借入日数=利息

計算式からわかるように、利息は日割り計算されるので、利息を抑えるには早期返済することがポイントになります。

具体的な返済イメージをつかむには、大手金融業者の公式サイトにある返済シミュレーションが役立ちます。

実際にプロミスの返済シミュレーションで10万円を年率17.8%で借りた場合をみてみましょう。

プロミス返済シミュレーションの結果

【1】最低返済額4,000円ずつ払った場合

プロミス4000円返済の期間

返済期間シミュレーションで、返済期間は32か月、利息は25,864円と出ました。

【2】1年間で返済しようとすると…

返済金額シミュレーションで1年間で返し終わるためには…

プロミス365日返済の金額

毎回の返済額は9,158円、利息は9,898円と出ました。

上記のように返済シミュレーションを活用すれば、利用状況を見直すきっかけになり、自分の返済ペースや予算に合った返済計画を立てることができます

臨時返済すれば利息を節約できる

前章「返済シミュレーションで返済額を見直そう」で説明したように、毎月最低返済額だけを支払うより、多めに払っていく方が利息は節約できます。

そこで有効なのが「臨時返済」です。

笑顔で「コチラ」と言っている先生

臨時返済とは、最低返済額(約定返済)より多めに支払ったり、追加で支払ったりすることを指し、追加返済、繰上返済、任意返済とも呼ばれます。

臨時返済で返済額をコントロールすれば、元金を早く減らし、支払総額を少なめに抑えることができます。

 

臨時返済の方法については、ATMやインターネットバンキング、振込が一般的です。

口座振替では決まった金額(最低返済額)しか引き落とされないので、臨時返済をするには別途返済しましょう。

また、カードローンの返済では「一括返済」も可能です。

一括返済なら一度に完済できるので、利息が大幅に節約できます。
一括返済の方法は金融業者によって異なるので、電話窓口等に問合せてみてくださいね。

オッケーサインの万年係長

このような臨時返済や一括返済は、利息総額を減らすためにも積極的に行いたいところですが、決して無理があってはいけません。

臨時返済をしたせいで翌月の返済金がない、一括返済したら生活費が苦しくなり新規で借金をした…ということでは本末転倒です。

余裕のない月は最低返済額のみの支払いとし、余裕ができたときに多めに支払うことを心がけましょう。

延滞すると遅延損害金を請求される

カードローン返済が期日までにできなかった場合、延滞となり遅れた日数分だけ遅延損害金を請求されます

お金がないからと言って滞納しても、支払額が余計に多くなるだけなので、延滞はなんとしてでも避けたいところです。

驚く若手社員のイメージ

万が一延滞しても、1日でも早く返済しないと返済額がどんどん増えてしまいます。

どうしても返済期日までに払えそうにない場合は、事前に金融業者の担当者に連絡し相談しましょう。
返済日や返済額に対する措置など、提案が得られる場合があります。

滞納を放置しておくと、金融業者からの取り立てにあうので、必ず自分から連絡し、返済予定日をはっきり伝えるようにしてください。

返済日のメール通知サービス

返済日を忘れてしまうのが心配な人のために、メールサービスを実施する金融業者もあります。

メールサービスに登録しておくと、返済日が近づくとメールでお知らせしてくれます。

まとめ

カードローンの返済方法にはさまざまありますが、おすすめはATM返済です。

ATM返済なら事前手続き不要で、近くのコンビニで時間を気にせず返済が可能です。

なかには提携ATMでも利用手数料のかからないカードローンもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

そして、返済で気をつけたいのが返済額。

月々どれだけ返済するかで、返済期間や支払総額に大きな差が生まれます。

最低返済額の支払いだけでなく、積極的に臨時返済を行い、なるべく利息を減らしましょう。

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