メガバンクが提供するカードローンを比較

更新日:2018/03/30
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カードローンは各金融機関やノンバンクが発行している、いつでも銀行ATMやコンビニATMで借入ができるキャッシング専用カードです。

カードローンを1枚持っていると、緊急にお金が必要になったときには便利です。

しかし、資金の利用目的がハッキリしている場合に利用する目的ローンよりも、金利が高いというデメリットもあります。

メガバンクや大手銀行と呼ばれる都市銀行でもカードローンを発行していますが、ほかの金融機関やノンバンクと比べて低金利の設定となっています。

今回はメガバンク発行のカードローンについて、その特徴やサービスの比較をしてみましょう。

メガバンク カードローンの比較

まずはメガバンク発行のカードローンを、銀行ごとに基本的なスペックから比較してみましょう。

先に大前提となる申込対象の確認をしておきます。

三菱UFJ銀行カードローン ・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
・保証会社(アコム)の保証を受けられる
・原則安定した収入がある
みずほ銀行カードローン ・契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満
・安定かつ継続した収入の見込める
・保証会社の保証を受けられる方
・永住許可を受けている外国人
三井住友銀行カードローン ・申込時満20歳以上満69歳以下
・原則安定した収入がある
・保証会社※の保証を受けられる方
 ※SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

銀行カードローンは65歳前後までとする銀行が多いですが、メガバンクの中では三井住友銀行が69歳以下までと幅広く対応していることが分かりますね。

それでは、早速、各カードローンのスペック比較をしていきましょう。

スペックの比較

カードローン名 利用限度額 実質金利
三菱UFJ銀行カードローン 10万円~500万円 年率1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 10万円~800万円 年率2.0%~14.0%
三井住友銀行カードローン 10万円~800万円 年率4.0%~14.5%

なお、資金使途に関してはメガバンク3行のカードローンでは、自由(事業性資金除く)に使えることが共通しています。

上記のスペックをそれぞれ個別に比較してみましょう。

まずは最も重要な金利について比較します。

金利の比較

金利には幅がありますが、これはカード利用枠と連動しているためです。

カードローン名
カード利用枠
三菱UFJ銀行
カードローン
みずほ銀行
カードローン
三井住友銀行
カードローン
10万円~100万円 13.6%~14.6% 14.0% 12.0%~14.5%
100万円~200万円 10.6%~13.6% 12.0% 10.0%~12.0%
200万円~300万円 7.6%~10.6% 9.0% 8.0%~10.0%
300万円~400万円 6.1%~7.6% 7.0% 7.0%~8.0%
400万円~500万円 1.8%~7.6% 6.0% 6.0%~7.0%
500万円~600万円 4.5% 5.0%~6.0%
600万円~700万円 2.0% 4.5%~5.0%
700万円~800万円 2.0% 4.0%~4.5%

※記載している金利は変動の可能性があるので公式ページで確認

100万円以下のカード利用枠では三井住友銀行の年12.0%が最も低くなりますが、初めての申込では適用金利は下限金利ではなく、上限金利となる可能性が高くなります。

その点を考慮すると10万円の利用枠でも年14.0%が適用される、みずほ銀行が安定していると言えます。

みずほ銀行のカードローンは、ほかのカード利用枠でも安定して低いので、金利面ではおすすめのカードローンです。

年収や勤務先の属性に自信があれば、三菱UFJ銀行のカードローンは500万円の利用枠では最も低金利となるのでおすすめです。

なおカード利用枠の範囲内では、借入額に関係なく金利が適用されます。

つまり、みずほ銀行カードローンであれば800万円の利用枠で、10万円を借りても2.0%の金利が適用されます。

少額しか利用しない場合でも、カード利用枠はなるべく大きい利用枠を希望しましょう。

優遇金利

みずほ銀行の住宅ローン利用者は、カードローンの金利が一律0.5%優遇されます。

500万円以上のカード利用枠であれば、ほかの2行よりも金利が低くなるのでお得です。

三井住友銀行の場合は、住宅ローン利用者専用のカードローンがあり低金利で利用できますが、住宅ローンを利用していなければ対象外となります。

三菱UFJ銀行の場合は住宅ローン利用者に対するカードローンの優遇措置はありません。

利用している住宅ローンによってカードローンを選ぶという方法も、金利に関してはメリットがある方法です。

その他のスペックの比較

カード利用枠に関しては三菱UFJ銀行の500万円を除いて、ほかの2行は800万円が限度額となります。

カード利用枠の目安が年収の3倍と考えると、一般的には500万円のカードローン利用枠が限度と考えられます。

使い方にもよりますが、高額な借入をするのであれば、カードローンよりも目的ローンを利用したほうが低金利となります。

そのためカードローンはそれほど高額な利用をしないことを前提とすると、借入限度額に関しては500万円であってもそれほど大きなデメリットはありません。

また、申込対象に関しても上限の年齢に差はありますが、3行ともそれほど違いはありません。

次にカードローンの申込方法や借入方法について比較してみましょう。

申込方法の比較

カードローンの窓口以外の申込方法には一般的に次の方法があります。

インターネット申込
電話申込

無人契約機のイメージ

三菱UFJ銀行ではインターネット申込と電話申込の他に、「テレビ窓口(自動契約機)」での申込方法があります。

三菱UFJ銀行のATMコーナーに設置してあるテレビ窓口を利用すると、営業時間外や銀行休業日でもカードローンの申込が可能で、その場でカードの受取もできます。
※発行されたカードは、発効日の翌営業日以降、審査の結果により利用可能
※曜日・支店によって、テレビ窓口の営業時間は異なります。

詳しくは「三菱UFJ銀行バンクイックのテレビ窓口から土日でもカード発行する秘策」を参考にしてください。

みずほ銀行と三井住友銀行は基本的にインターネット申込だけとなっています。

ネット申込の場合は銀行口座を持っていなくても、同時に口座開設の申請もできます。

基本的にはネット申込が速くて便利ですが、相談や確認しながら申込みたい場合は、電話やテレビ窓口の申込が可能な三菱UFJ銀行がおすすめです。

借入方法の比較

カードローンの借入は一般的にATMを利用しますが、使えるATMやATM手数料などに違いはあるでしょうか?

三菱UFJ銀行カードローン ・三菱UFJ銀行ATM
・提携コンビニATM
※すべて手数料無料
みずほ銀行カードローン ・みずほ銀行ATM
・コンビニATM
・ゆうちょ銀行ATM
・提携金融機関ATM
※みずほ銀行ATM時間外手数料無料
※コンビニATM時間外手数料・利用手数料。
※振込手数料は月4回まで無料
三井住友銀行カードローン ・三井住友銀行ATM
・コンビニATM
・ゆうちょ銀行ATM
※三井住友銀行ATM時間外手数料無料
※コンビニATM手数料無料
※コンビニATM:E-net、ローソン、セブンイレブン

利用できる提携ATMは少ないですが、三菱UFJ銀行は手数料が無料なのでおすすめです。

少ないといっても提携コンビニATMが利用できれば、全国どこでも借入が可能となります。

返済方法・返済方式の比較

それでは次に返済方法と返済日について比較してみましょう。

三菱UFJ銀行カードローン ・自動引落
・ATM返済(提携コンビニATM可)
・振込返済(指定口座に振込)
・35日ごと、または毎月指定日に返済
みずほ銀行カードローン ・自動引落
・ATM返済(コンビニATM可)
・みずほダイレクト(ネットバンキング)
・毎月10日
※ATMやネットバンキングで任意返済をしても10日には引き落としされる
三井住友銀行カードローン ・自動引落
・ATM返済(コンビニATM可)
・SMBCダイレクト(ネットバンキング)
・毎月5日、10日、15日、月末から選択

一般的には自動引落による支払が便利で、払い忘れを防止することができます。

支払日を自由に選択できる三菱UFJ銀行では、給料日後に設定できるのでさらに便利となります。

返済方式の比較

3行ともカードローンの基本的な返済方式はリボ払いとなります。

リボ払いでは残高によって最低返済額が決められていますが、それ以上であればいくら支払っても構いません。

むしろ最低返済額は避けて、可能な範囲で最大の支払金額で支払いましょう。

なるべく金利負担を少なくするためには、余裕があるときに一括で返済するなどの工夫をしましょう。

審査基準の比較

銀行カードローンは基本的に同じ銀行グループの保証会社付きとなります。

それぞれの保証会社以下のとおりです。

銀行名 保証会社
三菱UFJ銀行カードローン アコム株式会社
みずほ銀行カードローン 株式会社オリエントコーポレーション
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス)

いずれの場合もノンバンクの消費者金融会社や信販会社が保証会社として審査をします。

そのため3行のカードローンは審査通過率には大きな違いはありません。

3つのカードローンのどれを選ぶか

これまで比較した上でどのカードローンを選んだらいいでしょうか?

比較してみて利便性には大きな差はなく、比較的差があったのは金利と融資限度額です。

それ以外の部分については、住宅ローンを利用しているといった特殊事情がない限り、それほど大きな差はありません。

三井住友銀行カードローンは、最大融資額は800万円と余裕がありますが、全体的に上限金利が高くなっています。

基本的に初回契約時に最大金利が適用される可能性が高いことを考えると、みずほ銀行カードローンにメリットがあります。

さらに下限金利が最も低い三菱UFJ銀行のメリットも無視することはできません。

結論としては、それほど年収が高くなく少額利用に徹するのであれば、全体的に低金利のみずほ銀行カードローンがおすすめできます。

しかし高年収で返済能力に自信があるのなら、三菱UFJ銀行のバンクイックで最低金利を目指してみましょう。

まとめ

大手消費者金融でもカードローンは発行していますが、上限金利は年18.0%と、銀行系カードローンと比較すると4.0%近い開きがあります。

やはりカードローンを選ぶのであれば銀行カードローン、それもメガバンクのカードローンを最初に検討しましょう。

最寄り銀行や取引銀行のカードローンを選ぶという選択方法もありますが、基本的には自分で利用する利用枠で最も低金利で返済負担を少なく借りれるカードローンを選びましょう。

長く利用するほど金利差は大きな利息負担となるので、申込前に時間をかけて検討することをおすすめします。

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