カードローンは低金利を選ぶより返済期間を短くする方が利息を減らせる

更新日:2019/04/22
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低金利のカードローンを利用すれば利息負担が少なくなる。間違いではありません。

ですが実際のところ、利息負担の大小は金利の高さよりも返済期間の長さに大きく影響されます

しっかりとした返済計画を立てて、その通りに返済を実行していけば、金利の高さは利息の大小にそれほど関係ないことがわかるはずです。

むしろ貸倒を防ぐために審査が厳しい低金利のカードローンには、そもそも融資を受けられないという可能性さえあります。

低金利のカードローンを探しているということは、利息の負担を減らしたいということですよね?

今回は、金利の高さに関わらず、利息負担を少なくできるカードローンの活用方法を紹介します。

 

低金利のカードローンを選ぶより返済期間を短くする方が利息を減らせる

カードローンには銀行が提供するカードローンとノンバンクの提供するカードローンがあります。

その中でも低金利で利用できるのは、銀行カードローンです。

金利の低いカードローンを利用する方が、利息の負担が少なくなるのは間違いありません。

ただし、利息負担を少なくしたいなら、低金利のカードローンを選ぶことよりも返済期間を短くすることの方が効果的です。

返済金額と返済期間の計画をしっかり立てておけば、低金利の銀行カードローンよりも、高金利な消費者金融カードローンの方が利息を減らせることだってあり得ます。

無利息サービスを使えば利息負担をグッと減らせる

ノンバンクのカードローンの中でも、プロミスなどの無利息サービスがあるカードローンを利用すれば、同じ借入額・同じ返済額でも銀行カードローンより利息負担を減らすことができます。

無利息期間サービスのしくみ

大手消費者金融会社の中でSMBCモビットを除くカードローンでは、無利息期間のサービスがあります。

ほとんどの場合、初めての利用では30日間は金利がゼロとなり、期間内であれば追加融資も無利息です。

10万円を年18.0%で30日間借りると、利息総額は次の計算方法で算出されます。

10万円✕18.0%✕30日÷365日=1,479円

銀行カードローンと無利息サービスのあるノンバンクを比較

30万円を借り入れて、5万円ずつ返済する計画の場合で、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」とプロミスを比較してみました。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の返済シミュレーション

バンクイックの返済計画表

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」で30万円を借入れて5万円ずつ返済する場合、返済期間は7ヶ月、利息負担は合計で1万3,461円となりました。

無利息サービスのあるプロミスの返済シミュレーション

プロミスでは、はじめてカードローンをご利用いただいた方に限り30日間の無利息サービスが利用可能です。

つまり、無利息サービス中の返済は、返済額のすべてが元金の返済にあてられることになります(実際にはATMなどの手数料が含まれるため概算になります)。

最初の返済後、残った借入残高は25万円。ここから利息込みの返済がスタートします。

シミュレーションの結果、返済期間は7ヶ月(無利息期間1ヶ月+通常期間6ヶ月)、利息負担は1万1,740円です。

返済期間が短い方が利息負担も短い

カード名 返済期間 利息負担
三菱UFJ銀行バンクイック 7ヶ月

1万3,461円

プロミス 7ヶ月(無利息期間30日込) 1万1,740円

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の利息とプロミスの利息を比較すると、プロミスの方が1,721円の利息を抑えることができました

プロミスの方が無利息期間があり、その分利息がつく返済期間を短くすることができたからです。

このように、金利が高い消費者金融カードローンも、無利息サービスを駆使して計画的に返済していけば、低金利の銀行カードローンよりも利息負担を抑えることができるのです。

利息を抑えたいから低金利のカードローンを探しているという方、返済計画をしっかり立てることができるなら、もしかするとノンバンクのカードローンの方がお得になるかもしれませんよ。

長期返済で利息負担を減らすなら銀行カードローン

長期間で返済をしなければならない場合は、金利が低い銀行カードローンを選ぶ方が利息負担も減らすことができます。

まずは大手銀行のカードローンを金利で比較してみましょう。

主な銀行カードローンの金利

銀行にはメガバンクと呼ばれる都市銀行、地方都市をメインとして地方銀行、インターネット銀行、異業種系の銀行等の金融機関があります。

その中でも低金利という点では、やはりメガバンクのカードローンが上位となります。

カードローン名 最低金利 最高金利
みずほ銀行カードローン 2.0% 14.0%
三菱UFJ銀行バンクイック
※事業性資金を除く
1.8% 14.6%
三井住友銀行カードローン 4.0% 14.5%
楽天銀行スーパーローン 1.9% 14.5%
オリックス銀行カードローン 1.7% 17.8%

カードローンの金利には幅があり、最低金利と最高金利では10.0%以上も差があります。

最低金利が適用されるのは、最大のカード利用枠(800万円など)が与えられた場合に限られます。

年収にすると少なくても1,000万円以上なければ、最大のカード利用枠は難しいでしょう。

そのため最高金利で比較するのが現実的です。

特に初めての申込みであれば、最高金利が低いカードローンから選ぶのが得策です。

カードローン金利のしくみ

たとえば、みずほ銀行カードローンの金利適用は、下記のようになっています。

利用限度額 基準金利
10万円~100万円未満 年14.0%
100万円~200万円未満 年12.0%
200万円~300万円未満 年9.0%
300万円~400万円未満 年7.0%
400万円~500万円未満 年6.0%
500万円~600万円未満 年5.0%
600万円~800万円未満 年4.5%
800万円以上 年2.0%

カード利用枠と金利が連動していることがよくわかるでしょう。

カードローンの金利には貸倒れリスクも含まれているので、リスクが低い利用者ほど低金利が適用されます。

具体的には年収が高いほどカード利用枠も大きくなり、低金利になるしくみです。

年収はカード利用枠の2.5~3倍を目安と考えましょう。

つまり年収500万円であれば利用限度額は「100万円~200万円未満」の枠内となり、実質年率で12.0%が適用されることがわかります。

カード利用枠は、もちろん年収だけで決定されるわけでなく、過去の利用実績や勤務年数、勤務先の安定性なども判断材料となります。

銀行カードローンは返済方式に注意

銀行カードローンは基本的に、返済方法として残高スライド元利定額方式を採用しているところがほとんどです。

名称が難しいので難しく考えてしまいがちですが、ようするにリボ払いによる返済になります。

借入残高に応じて約定返済額(最低返済額)が変わり、返済をすればするほど、返済額が少なくなる方式です。

一見すると、無理なく返済できる優れた返済方式のように思えますが、最低返済額で返済を続けていると、いつまで経っても元金が減らず、利息ばかりを払うことになります

利息負担を減らすために低金利のカードローンを選んだはずが、それでは本末転倒ですよね。

このような事態に陥らないために、返済計画をしっかりと立てるようにしてください。

大手消費者金融会社のカードローン

金利面では銀行カードローンよりも劣るノンバンクのカードローンですが、冒頭でお伝えした通り、無利息サービスといった銀行カードローンにはないメリットもあります。

大手消費者金融会社カードローンの金利比較

主な大手消費者金融会社の金利は以下の通りです。

消費者金融業者名 最低金利 最高金利
プロミス 4.5% 17.8%
アコム 3.0% 18.0%
アイフル 4.5% 18.0%
レイクALSA(アルサ) 4.5% 18.0%
ノーローン 4.9% 18.0%

銀行カードローンと比べると、明らかに最高金利は3%ほど高くなっていることがわかります。

しかし、銀行カードローンにはない無利息期間のサービスがあるカードローンが多いため、初回利用ではメリットがあります。

上記の金利が無料になるのでお得ですが、初めての利用に限られるという点がデメリットです。

 

カードローンの使い方

高金利のカードローンは、正しい使い方で利息負担を軽減する必要があります。

特に消費者金融系カードローンでは年18.0%が最大金利で、初めて申し込みした場合はほとんどが18.0%の金利が適用されます。

利息負担を軽減する方法には以下のような方法があります。

利息負担を軽減する方法

  • 返済方法はなるべく一括払いで利用する
  • リボ払いは返済期間が短くなるよう毎月の返済額を大きくする
  • リボ払いは途中で一括返済する
  • 同じカードローンを使い続けて金利の引き下げを申請する

リボ払いは毎月の返済金額を最小金額で使い続けると、金利負担が大きくなります。

必ず支払える範囲内で最大の返済金額に設定して、できれば余裕があるときに一括で返済しましょう。

リボ払いは月々の返済額が一定

また、借入額が少額の利用であれば、高金利でもそれほど利息額の負担は大きくならないので、融資額は少額・最少返済額での利用を徹底することも大切です。

カードローンは使い続けていると増枠の申請が可能になるので、増枠することで金利を引き下げることも可能になります。

カードローンの選択方法

指をさしてポイントを教える先生

カードローンをどのように使うかによって、どのカードローンを選択するかが決まります。

ある程度高額な金額を長期の返済で利用する場合は、低金利のカードローンを選ぶのが得策です。

しかし、低金利であるほど審査が厳しくなる傾向にあり、そもそも融資が受けられないという事態も想定されます。

また、銀行カードローンは申し込んでから審査結果がわかるまで最短でも1日以上かかるため、借りたいタイミングに融資が間に合わないという事態もあるでしょう。

いくら低金利と言っても、必要なタイミングで借りられなければ意味はありません。

そのような場合、短期間で返済できる計画を立てられるのであれば、即日融資も可能なノンバンクのカードローンを選択するのが正解です。

目的がはっきりしているなら目的ローンも検討

車の購入や増改築など資金使途がはっきりしている場合は、より低金利の「目的ローン」も検討しましょう。

カードローンは資金使途が自由なため比較的に金利が高くなるので、原則としては少額の借入れ、短期の借入期間を心がけてください。

給料日前の補填や急な少額出費に備える目的であれば、消費者金融系カードローンでも十分利用価値があります。

無金利サービスを活用すれば金利負担も最小限にすることもできます。

まとめ

 

カードローンを利用する場合も返済計画をきちんとして利用することが大事です。

返済計画さえ立てられているのであれば、たとえ高金利なノンバンクのカードローンであっても、無利息サービスを駆使して利息負担を減らすことができます。

カードローンを選ぶときは最低金利にとらわれずに、どのような使い方をするのかも考えて、使い方に合ったカードローンを選びましょう。

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