ローン申込時の審査回答はどのくらいで返答がくるもの?

更新日:2017/11/30
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ローンを申込みしたときの審査にかかる時間はどのくらいなのでしょうか。
30分?1時間?1日?もっと期間がかかる?

私もクレジットカードをはじめて作る時、審査ってなに?どのくらいで審査が終わるの?と心配になった記憶があります。皆さんはそんなご経験はありませんか?

私は以前、某信販会社(以下X社)に勤めており、審査する前の必要書類の準備と確認、審査後の書類の手続きとお客様の電話対応などを主にしていました。

そんな私のX社での経験をもとに、ローン申込の審査回答時間について解説していきましょう。

キャッシングやエステ・住宅ローンなど種類によって審査時間は異なる

一言でローンといっても、キャッシング(カードローン)・クレジットカード・住宅ローン・車のローン・ショッピングローン・教育ローン・エステローンなど多種多様です。

また、審査にかかる期間についてもローンの種類によって様々。
例えば住宅ローンなら審査におおよそ1ヶ月、金融機関によっては3ヶ月以上と日数がかかるといいます。

一つの水準としてローンを組む金額が大きければ大きいほど審査時間は長引くと考えておきましょう。

住宅ローンの場合はさらに細かい審査が

住宅ローンの場合は、借り入れする本人の審査のほかに、土地や物件の調査(新築住宅or中古住宅かなど)、担保評価額などを審査する必要があるからです。

それはそうですよね、住宅ローンに関しては人生の中で1番といっていいほど大きな買い物をするわけですから。
金額も桁が違いますし、お金を融資する金融機関側も時間をかけてシッカリ審査して回答するはずです。

住宅ローンや車のローンについては、金額が大きいものになるので、ここではキャッシングやエステサロン・脱毛サロンで利用するローンなどもっと私たちの身近なもので解説していきます。

審査のながれ

先ほども文頭でお話しましたが、私は某信販会社X社に勤めておりました。

数年前は全国に何店舗かある消費者金融会社でしたが、貸金業法のなかに含まれる総量規制の対象になってからは信販会社として名を変えて本社と支社の2社のみとなりました。

主な取引先はエステサロン、脱毛サロンが中心で、他には医療、貴金属、かつら、補正下着、教材などの販売店と幅広く取引をしていました。

私が勤めていたX社での審査の流れは下記の通りに進んでいきます。

審査の流れ(X社の場合)

【1】ローン申込書と必要書類(本人確認書類)が仲介会社を通してFAXがくる
※ローン申込時に2次審査で本人確認への確認電話をする際、連絡希望日がいくつか指定されていて希望日が早い順に対応

【2】申込書と本人確認書類の内容に不備がなければ、個人信用情報機関であるCIC(シー・アイ・シー)に情報照会をする。

【3】CICの照会と申込書、本人確認書類を合わせて審査担当者に回す
1次審査を通過すると、2次審査として契約者本人へ契約意志確認のため電話をする

【4】特に問題がなく2次審査である本人確認の電話が終了すると本契約の手続きを進める
※審査の可否については、本人確認電話の際に私たちが可否を言ってはいけないことになっているので、販売店から直接契約者本人へ伝える

【5】契約書兼利用明細書が支払い開始の1ヶ月前に郵送される

【6】契約日のおおよそ2ヵ月後から返済が開始される(利用者側)

ローンの種類によっても細かい審査手順に違いはあるかもしれませんが、申告情報(提出書類の内容チェック)→個人信用情報のチェック→最終チェック(本審査)が、基本的なローン審査の流れと考えて良いのではないでしょうか。

1次審査はスムーズにいけば30分で審査完了

X社では、ローン申込の審査は1次・2次と2回あります。
1次審査については、ローン申込書と個人信用情報機関であるCIC(シー・アイ・シー)から申込者の信用情報を取得し、申込者の信用力、属性や借入額、返済能力、返済期間(返済回数)をもとに審査していきます。

審査での主なチェック内容はココ!

どのローン商品であっても申込者の属性も大きな審査ポイントのひとつとなります。

ここでいう属性とは、下記のことをいいます。

家族構成
年収
勤務先
勤続年数
年齢
住居形態
住居年数

他社によっては属性をさらに細かく設定されている場合もあります。
実際にX社に勤務していた時には、まず信用情報を見て他社のローン利用履歴、返済状況などの項目を確認していき、他社との借入れ額を含めて年間の返済額を計算しながら審査をしていました。

ローン審査を通過するためには返済能力を認めてもらう必要があり、他社への返済実績、現在の借入残高が重要なポイントとなります。

その後に、与信入力といって専用PCのフォーマットに審査担当者が審査した内容を私達が入力していき、審査内容と与信の内容が正しいかどうか確認をしていきます。
この与信専用のPCから「OK」がでれば、晴れて1次審査を通過したことになります。

混み具合などにもよりますが、上記の流れでスムーズにいくと、1次審査は約30分ほどで審査が終わります。

保証人は必要ナシ。専業主婦でも申込みできる

X社へローン申込みがくるエステや脱毛サロンの1人当たりの相場はだいたい30万円前後。金利についても販売店によって様々でした。

さらにX社では、専業主婦でも配偶者(ご主人)の収入が一定の有職者(会社員など)であれば申込可能でした。
また、X社ではローンを申し込みする際の保証人や保証会社、収入証明書類は特に必要ありません。

しかし他社では、専業主婦がローンを申込むには条件があったり、逆に全く制限がないところもあるようなので事前に確認されることをオススメします。

2次審査は5分で終了。本人確認と契約の意志を電話で確認する

1次審査は、特に不備がなければ30分ほどで審査が終了するとお話しましたが、本審査となる2次審査についてはどうでしょうか。

2次審査は電話で契約者の本人確認と契約内容を確認

2次審査については、契約者本人への確認と契約は自分の意思であるかどうかを電話で確認していきます。

2次審査ではまず下記の内容を確認していきます、

名前・生年月日などの本人確認
販売店からX社のローン申込書の控えを受け取っているか

はじめにこの2点の確認ができれば、X社のローン申込書の控えをもとに、違法な勧誘方法ではなかったか、ローン申込の契約内容など確認していきます。

もしX社の申込書の控えを販売店から受け取っていなければ、本人確認の電話をすることができません。
その場合は、X社から販売店へ連絡をして、お客様にX社の控えを渡すように連絡をします。

2次審査である本人確認の電話については約5分ほどで終了。
しかし、実際は確認を主とする2次審査という肩書きだけで、申込情報や信用情報を含めて審査を行う1次審査を通過すれば、ほぼローン申込の審査に通ったことになります。

ローン審査の結果連絡は最短35分で完了

時計

X社では、2次審査である本人確認の電話が繋がらないと審査がすすまないのですが、1次審査に通れば、ほぼ審査に通ったことになります。

最短で言うと1次審査が終わる30分と2次審査の電話連絡の5分で、最短35分ですべての審査が完了することになります。

上記はあくまでもX社の場合であり、繁忙期などを除く通常の業務の中でのお話になります。

ただ、各種ローン審査において信用情報機関による情報照会で審査スピードは格段に上がってきています。

属性や信用力を自動的に点数化するスコアリング形式の採用も審査スピードを高めるのに一役かっています。

少額融資がメインとなるカードローンなどのキャッシング商品も、最短30分で審査回答がもらえるものもあり、申し込みから最短1時間程度で現金借入ができるようになりました。

審査に時間がかかる原因・理由

審査時間が長引く原因として意外と多いのが、最終意思確認の本人確認の電話でした。

なかなかお客様本人と連絡がつかず、審査が延びに延びている…というのが審査回答が遅くなっている主な理由となっていました。

仕事中であったり、運転中であったりと電話が鳴っても出られないケースは多々あります。

私たちは、ローンを申込みの時に必要書類と一緒にお客様の希望の日にちと時間帯を記入してもらいそれをもとに連絡をしていくのですが、着信履歴は残っているはずなんだけれど、折り返し電話をかけて来られないこともしばしば。

ローン契約を完了しなければエステや脱毛などもできないわけで、販売店にしても、1人でも多く契約を取りたいし、お客様も1日でも早く脱毛したい!エステにいきたい!と思って申込みしているのに、何だか矛盾していますよね。

もし、審査回答なかなか来ないのであれば、知らない番号からの着信履歴はなかったか?申告した連絡先の電話番号は間違いなかったか?まず確認するようにしましょう。

審査落ち対策には何にでも使えるカードローン

エステサロン、脱毛サロンではサービス内容に応じて10万円以上する商品もあるため、一括で支払うことは出来ない人も多いと思います。

そういった方のためのローン商品というのもあるのですが、例えばエステローン審査に落ちてしまった場合などはどうすれば良いのでしょうか?

一括で支払えない、エステローンも組めないとなってしまうと諦めるしかないように思います。

しかし、少額の資金であれば借りた現金を何にでも使うことができるカードローンがオススメです。

50万円以下ならカードローンでも調達可能

カードローンなら借りたお金を自由に使うことができますが、申込者に安定した収入があることが条件となります。
※専業主婦の方であれば、エステローンや目的別ローンを利用する必要があります。

あと気をつけておかなければならないのが、借りられる金額は総量規制と言う法律によって年収の1/3までと決められているという点です。

総量規制の解説

つまり、30万円をカードローンで借りたいのであれば、年収100万円以上なければなりませんし、最初から年収1/3の枠いっぱいまで借りられるかどうかは分かりません。

ただ、普通に仕事をされていれば利用限度額30万円の枠を付与してもらうことは、所得額的にもハードルは高くないのではと考えます。

すべてのローン契約手続きがweb上で完結

web完結ってご存知ですか?その名の通り、ローンの申込から入金までの手続きが全てネット上で終わってしまうローンの申込方法のことです。

よく聞くところで言うと三菱東京UFJ銀行みずほ銀行のカードローンは低金利ですし、銀行口座があればweb上で手続きを済ませることができます。

また、大手消費者金融でもあるプロミスSMBCモビットもWEB完結に対応しており、最短1時間で現金の借入ができるスピード融資です。

まとめ

ローン審査にはどのくらいの時間がかかるのかについてお話しましたがいかがでしたか?

まとめると…

1次審査は最短で30分
2次審査は最短で5分

結果、審査には最短35分で完了させることができました。
※あくまでもX社の場合でスムーズに審査が進んだ場合

このように見ると、テレビやネットでよく見る広告の最短審査○○分といっているところと差ほど変わらないものなんですね。

もちろん、申込状況、審査を担当する人によっても時間の差は出てくると思いますが、審査を担当する人はベテランの方が多かったのでこの結果には頷けます。

今では、ローンで商品を購入することが当たり前のようになっていて、利用している人も少なくありません。
ローンの申し込み審査をする場合、よっぽど特殊なローンでない限り審査基準については基本どの信販会社や金融機関でも大差ないと思います。
もちろん、それぞれ信販会社独自の審査方法があるようなので審査にどのくらいかかるのか、一概にこうとはいえません。

また、大手のような信販会社になると、機械で審査をするところもあれば、X社のように人の手でひとつひとつ審査していくという違いもあることから審査にかかる時間もそれぞれ違います。

しかし、信販会社としても、ローンを組んでなんぼの世界ですので、できるだけ早めに対応できるようにしている所が多いのも確かです。

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